イブキイチモンジ（1990年生、母シヤダイレタキヤ）

イブキイチモンジ（1990年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のミリオンキャスパー（当時6歳）と交配したシヤダイレタキヤが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）北陽ファーム。戦績は、中央平地4戦1勝、地方5戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1993年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

領家政蔵厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1993年）

6月12日、デビュー戦は原田聖二騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るテイエムファイターを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

6月27日、中1週で迎えた2戦目は、4歳500万下のひるがお賞（京都芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

10月30日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた3戦目は、4歳以上500万下の藤森特別（京都芝1800m 外回り雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（2戦1勝）。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く16着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた4戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝2400m 外回り雨/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線ではいい脚を見せられず16着に終わった。

4歳（1994年）

1月5日、中5週で迎えた5戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月4日、約4か月の休み明けで迎えた6戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、C1ニ（中京(地)ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月14日、中5週で迎えた7戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安部幸夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったキセンリマンドから1馬身差の2着となった。

7月12日、中3週で迎えた8戦目は、一般C2ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安部幸夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のトートミシガンに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。

8月7日、中3週で迎えた9戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安部幸夫騎手（3戦1勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。