キョウモルンルン（2001年生、母ラシアンパーティ）

キョウモルンルン（2001年6月7日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「今日もルンルン」。毛色は芦毛。種牡馬のブラックタイアフェアー（当時15歳）と交配したラシアンパーティが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）向別福田ファーム。戦績は、地方37戦7勝2着5回。2005年の兵庫クイーンカップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ウインレーシングクラブにて総額1,800万円（4.5万×400口）で一口馬主が募集された。

桧森邦夫厩舎（北海道）へ入厩。

3歳（2004年）

8月25日、デビュー戦は沼沢英知騎手を鞍上に据えて、一般D4-6（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた2戦目は、一般D4-6（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターシアトルから2馬身半差の2着に敗北した。

11月11日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4-5（門別ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月30日、中6週で馬体重を前走からさらに16kg減らして迎えた4戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のハロウィーンをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

4歳（2005年）

1月18日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上C6-3（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のビオトープを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

2月15日、中3週で迎えた6戦目は、4歳以上C3-1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上C4-1（姫路ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシャコージュピターに3馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

3月21日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C1-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（4戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るコパノダヴィンチを上がり0位の末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

4月5日、中1週で迎えた9戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B3-2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したペルジノサイオンを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

5月2日、中3週で迎えた10戦目は、4歳以上B2-2（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（5戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るペルジノサイオンを上がり0位の末脚で半馬身差し切って制した。

5月26日、中2週で迎えた11戦目は、宍粟市誕生記念さつき祭り特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（6戦5勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

6月14日、中2週で迎えた12戦目は、静御前特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（7戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったビックリシタにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

7月27日、中5週で迎えた13戦目は、牝馬限定のハンデ戦のサマークイーン賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（8戦5勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた14戦目は、志んぐ特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（9戦5勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず5着に敗れた。

9月9日、中3週で迎えた15戦目は、三日月特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（10戦5勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るバンブーラウールを上がり0位の末脚で3/4馬身差し切って6勝目をマークした。

10月5日、中3週で迎えた16戦目は、やまと地たまご特別（園田ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で吉村智洋騎手（11戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたバンブーラウール決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

10月27日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上A2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉村智洋騎手（12戦6勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

11月16日、中2週で迎えた18戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の兵庫クイーンカップ（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月7日、中2週で迎えた19戦目は、西宮えべっさんの酒特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は吉村智洋騎手（13戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5歳（2006年）

1月3日、中3週で迎えた20戦目は、兵庫県競馬施設利用協会特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉村智洋騎手（14戦6勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた21戦目は、トータリゼータカップ（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉村智洋騎手（15戦6勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のセイザンコズウェイに1馬身1/4の差をつけて7勝目を手中に収めた。

2月10日、中2週で迎えた22戦目は、日本のへそ特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉村智洋騎手（16戦7勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

2月28日、中2週で迎えた23戦目は、ひめじ広峰特別（姫路ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で吉村智洋騎手（17戦7勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

3月29日、中3週で迎えた24戦目は、4歳以上A2二（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で吉村智洋騎手（18戦7勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

5月24日、中7週で迎えた25戦目は、ブラックホーク賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた26戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、ミラクルアドマイヤ賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた27戦目は、道農協軽種馬対策委員会賞創設記念特別（札幌(地)ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた28戦目は、シリウス特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（4戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた29戦目は、プロキオン特別（旭川ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沼沢英知騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた30戦目は、ステイゴールド賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた31戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、カペラ特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた32戦目は、しんとく新そば祭り特別（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は沼沢英知騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

9月12日、中1週で迎えた33戦目は、カコイーシーズ賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沼沢英知騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた34戦目は、ヒシミラクル賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月10日、中1週で迎えた35戦目は、がんばれホッカイドウ競馬特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は坂下秀樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた36戦目は、日胆農協青年部「絆」特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた37戦目は、NOSAI日高特別（札幌(地)ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（4戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したムゼッタを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。