エフティードリーム（2010年生、母ディープスマイル）

エフティードリーム（2010年3月8日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアルカセット（当時10歳）と交配したディープスマイルが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）フジワラ・ファーム。戦績は、地方15戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の立秋特別(一般C1一)。

経歴

デビュー前

鷹見浩厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2013年）

8月12日、デビュー戦は達城龍次騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

8月26日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

9月17日、中2週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り晴/重）に出走。鞍上は達城龍次騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では異次元の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のスミヨシハートに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月1日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のように急駛したが、勝ったスキルアップにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

10月18日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では出色の末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の押上特別（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケージーモンブランに5馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

11月26日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2八九（大井ダート1500m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のオールザリュウエンに2馬身半の差をつけて制した。

12月27日、中3週で迎えた8戦目は、ディセンバー特別（大井ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で達城龍次騎手（6戦3勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のショウノペレウスをクビ差振り切って断然の支持に応えた。

4歳（2014年）

4月2日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、一般C1四五六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で達城龍次騎手（7戦4勝）。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

5月14日、中5週で迎えた10戦目は、一般C1五六七（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で達城龍次騎手（8戦4勝）。14頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したカプリッチレットにクビ差届かず2着に惜敗した。

6月24日、中5週で迎えた11戦目は、門別グランシャリオ賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で達城龍次騎手（9戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったベニノアローに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

7月9日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1六七（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で達城龍次騎手（10戦4勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシルキークィーンに1馬身3/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月31日、中2週で迎えた13戦目は、さそり座特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で達城龍次騎手（11戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、ベニノアローにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

8月14日、中1週で迎えた14戦目は、立秋特別（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で達城龍次騎手（12戦5勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のハーフブロードをアタマ差振り切って6勝目を手にした。

9月14日、中3週で迎えた15戦目は、印西市コスモス賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で達城龍次騎手（13戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では非凡な末脚を発揮したが、4着に終わった。