ナリタハーデス（2015年生、母オースミコスモ）

ナリタハーデス（2015年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋冥王」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のバゴ（当時14歳）と交配したオースミコスモが17歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）広富牧場。戦績は、中央平地3戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2018年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

中尾秀正厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2018年）

1月21日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、勝ったサラキアにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗北した。

2月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を爆発させてすんなりと抜け出し、最後は2着のロードマドリードに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月11日、中4週で迎えた3戦目は、3歳500万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったケイアイノーテックにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。