コパノイワザール（2014年生、母コンティンジェンシー）

コパノイワザール（2014年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時11歳）と交配したコンティンジェンシーが22歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）服部牧場。主な勝ち鞍は2017年の佑介・奈緒美結婚特別(一般C1-4)。

経歴

デビュー前

田中守厩舎（高知）へ入厩。

2歳（2016年）

8月28日、デビュー戦は嬉勝則騎手を鞍上に据えて、2歳（高知ダート800m 晴/稍重）に出走。馬体重は471kg。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず3着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嬉勝則騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた3戦目は、2歳戦の美和記念特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で嬉勝則騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

10月30日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で嬉勝則騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では弾けるように急駛したが、勝ったソラネに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

11月13日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で嬉勝則騎手（4戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

11月23日、中0週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の黒潮ジュニアチャンピオンシップ（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で嬉勝則騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦の土佐藩砲台跡特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で嬉勝則騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた8戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、リリークライマーにクビ差交わされて2着となった。

3歳（2017年）

1月17日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（7戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るフェバリットラヴを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月1日、中1週で迎えた10戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったソラニーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

2月14日、中1週で迎えた11戦目は、妹尾浩一朗騎手を鞍上に迎えて、一般C3-4（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではパワフルな末脚を披露したが、3着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3-2（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は嬉勝則騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したジュモットを捕まえ切れず、2馬身差の2着となった。

3月20日、中1週で迎えた13戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の土佐春花賞（高知ダート1300m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

3月28日、連闘で迎えた14戦目は、一般C3-3（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のノーブルサイレンスに1馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

4月15日、中2週で迎えた15戦目は、京橋リオナ誕生日特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で急追したが、勝ったダノンミシガンを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

4月25日、中0週で迎えた16戦目は、藤特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で赤岡修次騎手（3戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のタヒチアンムーンに2馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、林謙佑騎手を鞍上に迎えて、小夏特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月27日、中2週で迎えた18戦目は、ヤイロチョウ特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた19戦目は、祝日本記録更新特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のユーセイシリウスに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

7月1日、中1週で迎えた20戦目は、小暑特別（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のジャングルターザンに1馬身半の差をつけて優勝

7月17日、中1週で迎えた21戦目は、佑介・奈緒美結婚特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西川敏弘騎手（4戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて、最後は2着のクールフォルムに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

7月30日、中1週で迎えた22戦目は、夜さ恋ナイター8周年ありがとう特別（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

8月19日、中2週で迎えた23戦目は、3歳戦の栴檀特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は林謙佑騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、フリビオンに交わされて4馬身差の2着となった。

10月1日、中5週で迎えた24戦目は、一般C1-2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた25戦目は、イブキ羅城門特別（高知ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。

10月29日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1-2（高知ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で赤岡修次騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた27戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、初霜賞（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、タキオンレイに3/4馬身交わされて2着となった。

12月10日、中1週で迎えた28戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、長崎街道北方宿特選（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた29戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、長崎街道塚崎宿特選（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。

4歳（2018年）

1月7日、中1週で迎えた30戦目は、長崎街道鳴瀬宿特選（佐賀ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C1-3（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた32戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般A4 B3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

2月21日、中1週で迎えた33戦目は、一般A4 B3（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るトップメダリストを鮮やかな末脚でクビ差だけ差し切って勝利を手に入れた。