タケショウデオ（2008年生、母タケショウレジーナ）

タケショウデオ（2008年5月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋神（ラテン語）」。毛色は鹿毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時12歳）と交配したタケショウレジーナが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）富菜牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方12戦2勝2着5回。

経歴

デビュー前

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

8月22日、デビュー戦は吉田隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

3歳（2011年）

4月10日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に終わった。

8月21日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走からさらに20kg増やして迎えた3戦目は、嶋田純次騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

10月2日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で嶋田純次騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。

11月18日、中6週で迎えた5戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 雨/稍重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシーフロントに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月3日、中1週で迎えた6戦目は、若鮎特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

12月10日、連闘で迎えた7戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、テンポイント特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた8戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、一般C3-8（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、キンタロウチャンに交わされて2馬身差の2着となった。

12月24日、連闘で迎えた9戦目は、一般C3ロ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は永森大智騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、バタースコッチにクビ差交わされて2着に甘んじた。

4歳（2012年）

1月16日、中2週で迎えた10戦目は、一般C3-8（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

1月21日、連闘で迎えた11戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤岡修次騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったグリモワールに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

2月11日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は永森大智騎手（3戦1勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したモトクンにハナ差届かず2着となった。

2月17日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3イ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（4戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマイネルブエロに1馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

3月3日、中1週で迎えた14戦目は、四万十花絵巻特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は赤岡修次騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

3月10日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3ホ（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（5戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く3着に敗れた。

3月18日、連闘で迎えた16戦目は、高知公園の桜特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（6戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサンマルチーフに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。