エン（2017年生、母Tempting Delight）

経歴

デビュー前

2歳（2019年）

11月22日、デビュー戦は町田直希騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート1400m 雨/重）に出走。馬体重は457kg。5頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴィタレスに9馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月17日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦の雪模様特別（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のアルフートに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

3歳（2020年）

2月16日、中8週で迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳G3の共同通信杯（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

3月22日、中4週で迎えた4戦目は、3歳G2のフジテレビ賞スプリングステークス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は減速してしまい9着に終わった。

7月26日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスのHTB賞（札幌芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に敗れた。

8月15日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上2勝クラスの羊ヶ丘特別（札幌芝1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

10月10日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

12月15日、中8週で迎えた8戦目は、一般C1四五六（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で猛進したが、勝ったエイコーレイワにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2021年）

1月3日、中2週で迎えた9戦目は、千客万来賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のパラダイムチェンジをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

1月28日、中3週で迎えた10戦目は、一般C1一二三（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（4戦3勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヤマニンリュシオルに7馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

3月4日、中4週で迎えた11戦目は、大和撫子特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（5戦4勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のアルチレイロを3/4馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

4月21日、中6週で迎えた12戦目は、零れ桜特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（6戦5勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のアンジュエトワールを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

5月28日、中4週で迎えた13戦目は、北条五代を大河ドラマに!特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（7戦6勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジオパークボスに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

6月14日、中1週で迎えた14戦目は、麦日和特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で町田直希騎手（8戦7勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のフェイバリットに2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

10月12日、約4か月の休み明けで迎えた15戦目は、チカバのイナカ、アナタのアナバ愛川町杯（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で町田直希騎手（9戦8勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

5歳（2022年）

10月12日、約12か月の休み明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた16戦目は、爽秋特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で町田直希騎手（10戦8勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

11月9日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた17戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、ノベンバースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に敗れた。

12月15日、中4週で迎えた18戦目は、稲富たまにはやるってよ（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増田充宏騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、4着に入り込んだ。

6歳（2023年）

1月4日、中2週で迎えた19戦目は、迎春賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で増田充宏騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月3日、中3週で迎えた20戦目は、しずおか早春特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で増田充宏騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚に勢いがなく14着に終わった。