モリユウカザン（2000年生、母シャトーディア）

モリユウカザン（2000年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアンバーシャダイ（当時23歳）と交配したシャトーディアが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）賀張中川牧場。戦績は、地方14戦2勝2着2回。2003年の岩鷲賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、賀張中川牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、岩手県馬主会によって420万円で落札された。

福田秀夫厩舎（盛岡）へ入厩。

2歳（2002年）

10月26日、デビュー戦は沢田盛夫利騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー（盛岡芝1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は439kg。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケイウンコスモに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月24日、中3週で迎えた2戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の黄菊賞（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた3戦目は、2歳A2（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったメルトインハニーから4馬身差の2着に敗北した。

3歳（2003年）

1月3日、中3週で迎えた4戦目は、3歳戦の初夢賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のカツラオリオンに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

4月5日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた5戦目は、3歳戦のスプリングカップ（水沢ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中3週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、3歳地方重賞のダイヤモンドカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

5月31日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で沢田盛夫利騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた8戦目は、西康志騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の岩鷲賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

7月13日、中3週で迎えた9戦目は、3歳戦のミルキーウェイカップ（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西康志騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったグランドピアノからクビ差の2着に惜敗した。

7月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西康志騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

11月29日、約4か月の休養明けで迎えた11戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、3歳A2（水沢ダート1600m 小雨/重）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月23日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の阿久利黒賞（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は西康志騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

4歳（2004年）

8月1日、約7か月半の休み明けで迎えた13戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（6戦2勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた14戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（7戦2勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。