ゴールドマジンガー（2001年生、母Miss Applause）

ゴールドマジンガー（2001年4月20日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋キャラクター名」。毛色は鹿毛。種牡馬のSiphon（当時10歳）と交配したMiss Applauseが11歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦1勝、地方7戦3勝2着1回。2007年の尾張名古屋杯(地方重賞)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

ゴールドホースクラブにてで一口馬主が募集された。

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

2月1日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は510kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

2月29日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモプロジェクタに9馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

3月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のスプリングステークス（中山芝1800m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場なく16着に終わった。

4月18日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦1勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

6歳（2007年）

3月5日、約35か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた5戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、抜け出したイーストローレルを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

3月20日、中1週で迎えた6戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワイティタッチに3馬身の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

4月10日、中2週で迎えた7戦目は、大山桜特別（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のウエスタンスナイプに2馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

4月30日、中2週で迎えた8戦目は、地方重賞の尾張名古屋杯（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るペアーネオをハナ差だけ差し切ってファンの期待に応えた。

6月7日、中4週で迎えた9戦目は、あじさい特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（4戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

7月26日、中6週で迎えた10戦目は、おみなえし特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で倉地学騎手（5戦3勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

9月7日、中5週で迎えた11戦目は、アオツヅラフジ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で倉地学騎手（6戦3勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。