オグリブライアン（2011年生、母サツキアラシ）

オグリブライアン（2011年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名より」。毛色は栗毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時26歳）と交配したサツキアラシが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は野表篤夫。戦績は、中央平地3戦0勝、地方41戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2015年の一般C17。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2014年）

1月26日、デビュー戦は上村洋行騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は424kg。15頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい13着に終わった。

9月7日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた2戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

10月12日、中4週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた3戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く16着に終わった。

11月12日、中3週で迎えた4戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた5戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、愛LOVE笠松けいば（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

12月15日、中2週で迎えた6戦目は、森島貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C27（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

12月26日、中1週で迎えた7戦目は、愛LOVE笠松けいば（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

4歳（2015年）

1月7日、中1週で迎えた8戦目は、一般C24（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は森島貴之騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

1月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、後続との差を2馬身以上保って、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、ダムールフォンテンに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

2月6日、中2週で迎えた10戦目は、ようこそ!宮城遼馬組加入記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目覚ましい伸びを見せたが、トキハイマにクビ差交わされて2着となった。

2月16日、中0週で迎えた11戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（4戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた12戦目は、一般C22（笠松ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた13戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般C25（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るユーセイアスリータを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

4月3日、中1週で迎えた14戦目は、吉野桜特別（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

4月30日、中3週で迎えた15戦目は、YK君御結婚おめでとう記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（5戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、マコトランプロンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月4日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、一般C20（名古屋ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

5月15日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた17戦目は、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（7戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒバリチャンに3馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月29日、中1週で迎えた18戦目は、一般C14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（8戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、ジョーアルゴスに半馬身交わされて2着に敗北した。

6月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で森島貴之騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月18日、連闘で迎えた20戦目は、第二回ファミリー笠松観戦記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で森島貴之騎手（10戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

7月3日、中1週で迎えた21戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で森島貴之騎手（11戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったパワーショットに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

7月31日、中3週で迎えた22戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森島貴之騎手（12戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るダイアペイソンを上がり2位の末脚で半馬身差し切って勝利を手に入れた。

8月13日、中1週で迎えた23戦目は、アカシア特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で森島貴之騎手（13戦2勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

12月10日、約4か月の休み明けで迎えた24戦目は、鈴木彰、由香さん結婚おめでとう（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で森島貴之騎手（14戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

12月16日、連闘で迎えた25戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で森島貴之騎手（15戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では賦性の負けん性を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、3着に終わった。

12月25日、連闘で迎えた26戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で森島貴之騎手（16戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

12月30日、連闘で迎えた27戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、笠松応援記念（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

5歳（2016年）

1月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（17戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

1月21日、連闘で迎えた29戦目は、一般C12（名古屋ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（18戦2勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

1月26日、連闘で迎えた30戦目は、一般C11（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（19戦2勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず3着に終わった。

2月5日、中0週で迎えた31戦目は、一般C6（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（20戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

2月12日、連闘で迎えた32戦目は、筒井勇介騎手を鞍上に迎えて、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

2月16日、連闘で迎えた33戦目は、一般C17（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は森島貴之騎手（21戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

2月23日、連闘で迎えた34戦目は、アマデイ生誕150周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森島貴之騎手（22戦2勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、勝ったキョウワクラウドにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

3月3日、連闘で迎えた35戦目は、一般C11（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森島貴之騎手（23戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

3月9日、連闘で迎えた36戦目は、好きです!笠松競馬（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森島貴之騎手（24戦2勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

6月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた37戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森島貴之騎手（25戦2勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた38戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で森島貴之騎手（26戦2勝）。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に終わった。

6月23日、連闘で迎えた39戦目は、一般C9（名古屋ダート800m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で森島貴之騎手（27戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

6月30日、連闘で迎えた40戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で森島貴之騎手（28戦2勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた41戦目は、一般C6（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で森島貴之騎手（29戦2勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず8着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた42戦目は、祝!政史・里香結婚記念（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は筒井勇介騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた43戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は森島貴之騎手（30戦2勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた44戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では全く伸びず10着に終わった。