ダムールフォンテン（2010年生、母ダンスフォンテン）

ダムールフォンテン（2010年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「愛（仏）＋冠名」。毛色は青鹿毛。種牡馬のゴーカイ（当時17歳）と交配したダンスフォンテンが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は寺井文秀。戦績は、中央平地3戦0勝、中央障害4戦0勝、地方12戦3勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の日本の歌三章初演20周年記念(一般C14 17)。

経歴

デビュー前

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

2月17日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は512kg。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。

4月7日、中6週で迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。18頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず17着に終わった。

6月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート2100m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

4歳（2014年）

3月16日、約9か月の休み明けで迎えた4戦目は、蓑島靖典騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月26日、中5週で迎えた5戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蓑島靖典騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた6戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蓑島靖典騎手（2戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月17日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、小野寺祐太騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内雨/重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（2015年）

1月7日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C25（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したリードレディーに3/4馬身届かず2着となった。

1月19日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた9戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るオグリブライアンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月17日、中3週で迎えた10戦目は、草萌特別（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

3月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた12戦目は、かさオク・サンクス賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず3着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた13戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で大原浩司騎手（5戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るイングリデントを異次元の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて優勝

4月29日、中2週で迎えた14戦目は、青葉特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で大原浩司騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた15戦目は、屋形船特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で大原浩司騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

7月3日、中6週で迎えた16戦目は、良紀さん智美さん結婚おめでとう（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で大原浩司騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

7月31日、中3週で迎えた17戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、日本の歌三章初演20周年記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のクルクルに2馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

9月3日、中4週で迎えた18戦目は、美女平高原特別（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。

9月22日、中2週で迎えた19戦目は、奥長良川名水「水素水36」杯（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に敗れた。