イングリデント（2011年生、母ロングバージン）

イングリデント（2011年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「料理の素材」。毛色は栗毛。種牡馬のサムライハート（当時9歳）と交配したロングバージンが25歳のときに産んだ15番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）正和山本牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方23戦0勝2着6回。

経歴

デビュー前

戸田博文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

2月1日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚に勢いがなく16着に終わった。

7月6日、約5か月の休み明けで迎えた2戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず15着に終わった。

8月15日、中5週で迎えた3戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したナムラリズにアタマ差届かず2着に惜敗した。

8月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

9月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のとこちゃんの夏旅行大詰め記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったキョウワマロンに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

9月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず5着に敗れた。

10月15日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤友則騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

10月30日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤友則騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた9戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤友則騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に終わった。

11月28日、中1週で迎えた10戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤友則騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた11戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤友則騎手（8戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、勝ったアラビアンサーカスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月30日、中1週で迎えた12戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったゴーアップファイトに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2015年）

1月12日、中1週で迎えた13戦目は、J1チャレンジ2015FC岐阜（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

1月20日、連闘で迎えた14戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（9戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた15戦目は、ようこそ!宮城遼馬組加入記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

2月16日、中0週で迎えた16戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（10戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた17戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（11戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、ピラミッドパブロに3/4馬身交わされて2着となった。

3月20日、中1週で迎えた18戦目は、かさオク・サンクス賞（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（12戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

4月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（13戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、ダムールフォンテンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

4月30日、中2週で迎えた20戦目は、YK君御結婚おめでとう記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた21戦目は、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（14戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

5月29日、中1週で迎えた22戦目は、一般C19b（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（15戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、3着に入り込んだ。

6月23日、中3週で迎えた23戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

6月30日、連闘で迎えた24戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に敗れた。

7月5日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田知弘久騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。