リュミエールゲラン（2008年生、母メガミゲラン）

リュミエールゲラン（2008年3月23日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「輝いている（仏）＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のロックオブジブラルタル（当時9歳）と交配したメガミゲランが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方27戦8勝2着10回。主な勝ち鞍は2013年の4歳以上C2-7。

経歴

デビュー前

河内洋厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

3月26日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は402kg。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

7月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

8月27日、中6週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で渡辺薫彦騎手（1戦0勝）。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

9月10日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺薫彦騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

10月16日、中4週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 25（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るサマーサルサを強烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月20日、中4週で迎えた6戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 21（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、抜け出したジェヌスケラススにクビ差届かず2着に惜敗した。

12月10日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイショウホロベツに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

4歳（2012年）

1月3日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上C2 21（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったウェイアウトバジーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

4月30日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上C2 18（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（3戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のオメガオンザロックを3/4馬身振り切って断然の支持に応えた。

5月12日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C2 12（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

5月27日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて、最後は2着のウッディーを半馬身振り切って単勝一倍台の支持に応えた。

6月9日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（7戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったメイショウトモミに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月29日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で真島正徳騎手（8戦4勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、イットーアンファンに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

8月15日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で真島正徳騎手（9戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のバトルヴンダーに3馬身の差をつけて断然人気に応えた。

9月2日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C2-6（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で真島正徳騎手（10戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメイショウトモミを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月16日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で真島正徳騎手（11戦6勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では弾けるような伸び脚で追い上げたが、抜け出したアサクサジェットにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月29日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で真島正徳騎手（12戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったリッカモーメントに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

10月28日、中3週で迎えた19戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で真島正徳騎手（13戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴィグラスハンターに6馬身の差をつけて7勝目をマークした。

12月1日、中4週で迎えた20戦目は、3歳以上C2-9（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で真島正徳騎手（14戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したダイワアズールに3/4馬身届かず2着に敗北した。

5歳（2013年）

1月23日、中7週で迎えた21戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。

2月20日、中3週で迎えた22戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた23戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十十一（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた24戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。13頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

4月19日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は真島正徳騎手（15戦7勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月19日、中3週で迎えた26戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（16戦7勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったスリーキャピトルに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月29日、中5週で迎えた27戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（17戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマイハマベガに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

7月14日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、4歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で真島正徳騎手（18戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のワンダージョイアに1馬身の差をつけて順当に勝利した。

7月28日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で真島正徳騎手（19戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したシゲルオリーブにクビ差届かず2着に甘んじた。

8月13日、中1週で迎えた30戦目は、オッズパーク杯（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で真島正徳騎手（20戦8勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C2-4（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で真島正徳騎手（21戦8勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。