ファームフレッシュ（2020年生、母フラガリア）

ファームフレッシュ（2020年3月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「産地直送」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のキズナ（当時10歳）と交配したフラガリアが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2023年のアクアマリン特別(B1)。

経歴

デビュー前

金成貴史厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

8月13日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。17頭立ての12番人気で16番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず14着に終わった。

8月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤工真騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

11月6日、中9週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤工真騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って13着に終わった。

3歳（2023年）

1月8日、中8週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で伊藤工真騎手（3戦0勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

1月29日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で伊藤工真騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

3月12日、中5週で迎えた6戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアクアマリン特別（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエクメディノキセキに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月19日、連闘で迎えた7戦目は、3歳戦の桜花よいしょ記念（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

5月16日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、3歳戦の今週はギャンブル等依存症問題啓発週間賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

5月30日、中1週で迎えた9戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の金沢競馬場☆禁煙と場内美化にご協力を!賞（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた10戦目は、魚住謙心騎手を鞍上に迎えて、3歳A3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、抜け出したトゥーナミラクルに半馬身届かず2着となった。

6月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の楽天ポイントでネット投票賞（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の山口順平大学八年生進級記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。

8月8日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳戦の黒島天領祭賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（3戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスタールーズベルトを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の地方競馬教養センターで騎手を目指そう!杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（4戦1勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったロギッシュに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

9月3日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦の富山県畜産振興協会長賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた16戦目は、楽天競馬ならポイントで馬券が買える特別（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったラブヒカリに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月7日、中5週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた17戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、しるこ3生誕100周年長寿おめでとう記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた18戦目は、ビヨン酢さん来場記念特別編成（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマイティキッチョウに2馬身半の差をつけて3勝目をマークした。

12月3日、中1週で迎えた19戦目は、オッズパーク杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（8戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線に入ると、前で粘るベルウッドシキシマを上がり2位タイの末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月25日、中2週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のクリスマスパレード賞（金沢ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（9戦3勝）。7頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、抜け出したエイシンメリダを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

4歳（2024年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて迎えた21戦目は、がんばろう北陸特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

3月26日、中1週で迎えた22戦目は、馬の写真家VODKA_HARUKA賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（4戦1勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

4月9日、中1週で迎えた23戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、飲んで応援ありがとう賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、アオイダリアに交わされて1馬身差の2着となった。

4月23日、中1週で迎えた24戦目は、一般B2二（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島龍也騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた25戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、娯楽のグランゼーラ杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた26戦目は、能登半島地震復興支援杯（23）特別編成（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉田晃浩騎手（5戦1勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず9着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた27戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、テッセン特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた28戦目は、ホクレンBB肥料特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

7月16日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた29戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、夢・希望未来へ前進（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着を確保した。

7月29日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2一（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、でレースを引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた31戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、夢・希望未来へ前進（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

8月27日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた32戦目は、一般B2（盛岡ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた33戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2三（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（4戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったライジングサミットに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

10月13日、中2週で迎えた35戦目は、一般C1六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた36戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（6戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

11月11日、中1週で迎えた37戦目は、一般C1（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（7戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。