ピカピカジョオー（2007年生、母ブルーフレンチ）

ピカピカジョオー（2007年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「ピカピカ＋女王」。毛色は鹿毛。種牡馬のアドマイヤドン（当時8歳）と交配したブルーフレンチが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は釘田義美。戦績は、中央平地10戦0勝、地方12戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2010年の3歳。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2009年）

7月18日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は416kg。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて12着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。13頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた3戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのひまわり賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。17頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

3歳（2010年）

3月6日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。

3月14日、連闘で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場なく16着に終わった。

4月16日、中4週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた6戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったサチノステディーから1馬身半差の2着に敗北した。

4月29日、中1週で迎えた7戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 晴/重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲルオナベノカタから3馬身差の2着に敗北した。

5月9日、中0週で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート950m 曇/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったペプチドストームからクビ差の2着に甘んじた。

5月27日、中2週で迎えた9戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月17日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のクリノリメンバーに約15馬身の大差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月16日、中3週で迎えた11戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のブルーダイマサに5馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

8月12日、中3週で馬体重を前走から32kg減らして迎えた12戦目は、大隅特別（荒尾ダート1400m 曇/重）に牝馬ながら54kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月18日、中4週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（札幌ダート1700m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。鞍上は国分優作騎手（2戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

10月14日、中3週で迎えた14戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、マルチスター特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた15戦目は、平野優騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走し、4着を確保した。

11月20日、中2週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で平野優騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた17戦目は、西村太一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

4歳（2011年）

2月26日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。

4月7日、中5週で馬体重を前走からさらに11kg増やして迎えた19戦目は、上荒尾熊野座神楽特選（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月30日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた20戦目は、ニューウェーブ大崎開設4周年記念（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾林幸彦騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月7日、連闘で迎えた21戦目は、俵山カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾林幸彦騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月20日、中1週で迎えた22戦目は、市房山カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾林幸彦騎手（8戦2勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。