ネビュルーズ（2020年生、母スターズアンドクラウズ）
Nebuleuse
2020.03.21
ネビュルーズ（2020年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「星雲(仏)」。毛色は鹿毛。種牡馬のジャスタウェイ（当時11歳）と交配したスターズアンドクラウズが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳新馬。
経歴
デビュー前
鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2022年）
9月19日、デビュー戦は横山武史騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝2000m 雨/稍重）に出走。馬体重は462kg。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のパクスオトマニカに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
3歳（2023年）
3月11日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスのゆきやなぎ賞（阪神芝2400m 外回り 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。
5月21日、中9週で迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦1勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。
10月14日、約5か月の休養明けで迎えた4戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。18頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、抜け出したコスモスプモーニに半馬身届かず2着に敗北した。
11月12日、中3週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。
12月9日、中3週で迎えた6戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての6番人気で大外18番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず12着に敗れた。
4歳（2024年）
3月10日、約3か月の休み明けで迎えた7戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったエゾダイモンにねじ伏せられてアタマ差の2着に惜敗した。
4月7日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原明良騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。
7月21日、約3か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラスの伊達特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原明良騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のレッドテリオスを半馬身振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。
8月18日、中3週で迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの阿賀野川特別（新潟芝2200m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に終わった。
10月19日、中8週で迎えた11戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの村上特別（新潟芝2000m 外回り 雨/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。