トキノエキスパート（1995年生、母フアツシネーシヨン）

トキノエキスパート（1995年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時8歳）と交配したフアツシネーシヨンが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）加野牧場。戦績は、地方43戦9勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年の濃緑特別(一般B3二)。

経歴

デビュー前

長谷川蓮太郎厩舎（川崎）へ入厩。

4歳（1999年）

1月10日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、5歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は485kg。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のモリシバに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

2月2日、中2週で迎えた2戦目は、稲子善行騎手を鞍上に迎えて、5歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のチアームボーイに7馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

3月5日、中3週で迎えた3戦目は、5歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライトラブに9馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

5月3日、中7週で迎えた4戦目は、一般C2七八（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のモンテダイコーに3馬身の差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

5月16日、中1週で迎えた5戦目は、一般C2二三（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のニイタカライオンに2馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

6月12日、中3週で迎えた6戦目は、一般C1六七（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（4戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったニイタカライオンからクビ差の2着に甘んじた。

6月29日、中1週で迎えた7戦目は、一般C1四五（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のシャイニイガールに3/4馬身の差をつけて6勝目を手に入れた。

7月18日、中2週で迎えた8戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤステンカオーに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月10日、中2週で迎えた9戦目は、めのう特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（7戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンセイバーに半馬身の差をつけて優勝

9月27日、中6週で迎えた10戦目は、長月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（8戦7勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（2000年）

1月17日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた11戦目は、松竹梅特別（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（9戦7勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったアズマリバーから5馬身差の2着に敗北した。

2月8日、中2週で迎えた12戦目は、佐藤祐樹騎手を鞍上に迎えて、如月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月15日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、麦秋特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。14頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた14戦目は、濃緑特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（10戦7勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のラヴミードゥに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月29日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、初秋特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゼンノポイントから1馬身半差の2着となった。

9月16日、中2週で迎えた16戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の秋草特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月1日、中1週で迎えた17戦目は、ハンデ戦の観音崎特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（11戦8勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた18戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、神無月特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。13着に終わった。

6歳（2001年）

7月8日、約9か月の休み明けで迎えた19戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、ラストラン賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月15日、中4週で迎えた20戦目は、ナイアガラ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた21戦目は、一ノ瀬亨騎手を鞍上に迎えて、清秋特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月17日、中1週で迎えた22戦目は、藤袴特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で一ノ瀬亨騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた23戦目は、菊水特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で一ノ瀬亨騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月24日、中2週で迎えた24戦目は、城ヶ島特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で一ノ瀬亨騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた25戦目は、紅葉特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で一ノ瀬亨騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。10着に終わった。

11月29日、中1週で迎えた26戦目は、大船特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で一ノ瀬亨騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。13着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた27戦目は、2001ラストラン特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で一ノ瀬亨騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。

7歳（2002年）

1月30日、中3週で迎えた28戦目は、紅梅特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は稲子善行騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた29戦目は、仲春特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は左海誠二騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月16日、中3週で迎えた30戦目は、春野特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は鈴木啓之騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月29日、中1週で迎えた31戦目は、春風特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は一ノ瀬亨騎手（7戦0勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

5月1日、中4週で迎えた32戦目は、春光特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は稲子善行騎手（2戦1勝）。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた33戦目は、岡村裕基騎手を鞍上に迎えて、夏木立特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に終わった。

6月3日、中1週で迎えた34戦目は、星雲特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村裕基騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

7月6日、中4週で迎えた35戦目は、彦星特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村裕基騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず12着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた36戦目は、岩清水特別（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡村裕基騎手（3戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた37戦目は、ベイブリッジ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡村裕基騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた38戦目は、ハンデ戦の御宿特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡村裕基騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

9月9日、中1週で迎えた39戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、重陽特別（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた40戦目は、一般C1一（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は岡村裕基騎手（6戦0勝）。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

10月8日、中1週で迎えた41戦目は、ムーンライト特別（川崎ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は石崎駿騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

10月25日、中1週で迎えた42戦目は、照葉特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた43戦目は、霜月特別（大井ダート1190m 曇/良）に出走。鞍上は稲子善行騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。