ドラグーン（2001年生、母ラッキーリアル）

ドラグーン（2001年5月30日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「竜騎兵」。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時14歳）と交配したラッキーリアルが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）日優牧場。戦績は、中央平地5戦1勝、地方9戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2004年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

6月5日、デビュー戦は吉田稔騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを12番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月26日、中2週で迎えた2戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって7着に敗れた。

7月17日、中2週で迎えた3戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

8月14日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた5戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のワンダフルボーイを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

5歳（2006年）

4月15日、約20か月の休養明けで迎えた6戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、はまゆり賞（水沢ダート1800m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って9着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた7戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、駒形賞（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミススズランに2馬身半の差をつけて久々に白星を挙げた。

5月22日、中2週で迎えた8戦目は、アンタレス賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

6月5日、中1週で迎えた9戦目は、カシオペア賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦1勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったメジロスパイダーにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

6月17日、中1週で迎えた10戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた11戦目は、ねむの木賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた12戦目は、シリウス賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口裕一騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般A2以下（盛岡芝1700m 小雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で坂口裕一騎手（6戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のフジローレルに1馬身の差をつけて3勝目をマークした。

8月28日、中3週で迎えた14戦目は、エクセレント（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で坂口裕一騎手（7戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に敗れた。