オトコップリ（1996年生、母ルードルフィア）

オトコップリ（1996年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカコイーシーズ（当時10歳）と交配したルードルフィアが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方26戦10勝2着3回。主な勝ち鞍は2000年のサンセット賞(一般B3二)。

経歴

デビュー前

高岡秀行厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

8月12日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月20日、連闘で迎えた2戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のフロディーバラードに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月1日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は千葉津代士騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（旭川ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた5戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオリンポスから6馬身差の2着となった。

10月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（門別ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のリアライズドリームに半馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

12月2日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（4戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1999年）

1月6日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた11戦目は、4歳500万下の黒竹賞（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で井上俊彦騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き7着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で井上俊彦騎手（7戦1勝）。13頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では目立つような脚を使えず12着に終わった。

4月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた13戦目は、4歳（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で井上俊彦騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったケンノタエコから4馬身差の2着となった。

4月28日、中1週で迎えた14戦目は、4歳（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で井上俊彦騎手（9戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のエディプスに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月26日、中3週で迎えた15戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、4歳（旭川ダート1600m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた16戦目は、4歳（旭川ダート1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

7月24日、中5週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（10戦2勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず13着に終わった。

10月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から34kg増やして迎えた18戦目は、3歳戦のモエレ沼公園特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（11戦2勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったクエストクロスから3/4馬身差の2着となった。

10月27日、中2週で迎えた19戦目は、一般D2（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（12戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた20戦目は、一般DⅡ（札幌(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（13戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールデンシェイクに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

11月16日、連闘で迎えた21戦目は、門別温泉「とねっこの湯」特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で井上俊彦騎手（14戦3勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のイチヨシファインをハナ差制して勝利を手に入れた。

12月16日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた22戦目は、日高生産連特別（門別ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で井上俊彦騎手（15戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月29日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた23戦目は、JA富川軽種馬生産者会特別（門別ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で井上俊彦騎手（16戦4勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（2000年）

4月13日、約3か月半の休み明けで迎えた24戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のファストレッドに2馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月18日、連闘で迎えた26戦目は、一般C1九十（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシェーンハイトに6馬身の差をつけて7勝目を獲得した。

6月22日、中4週で迎えた27戦目は、一般C1四（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて前にいた8頭を交わし去り、最後は2着のヤギリライトに1馬身半の差をつけて8勝目を挙げた。

7月24日、中4週で迎えた28戦目は、ホマルハウト特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線に入ると、前で粘るアズマアニータを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

8月26日、中4週で迎えた29戦目は、サンセット賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のテツサンディーに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。