フロディーバラード（1996年生、母カバリフロディー）

フロディーバラード（1996年5月21日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栃栗毛。種牡馬のバイアモン（当時14歳）と交配したカバリフロディーが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）賀張中川牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年のアタックチャレンジ。

経歴

デビュー前

鈴木英二厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

8月4日、デビュー戦は秋田大助騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に入った。

8月12日、連闘で迎えた2戦目は、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田大助騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオークアンドオークから5馬身差の2着となった。

8月20日、連闘で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋田大助騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったオトコップリから4馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で秋田大助騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で秋田大助騎手（4戦0勝）。14頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のダイコータイムに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月29日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で秋田大助騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた7戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた8戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月17日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のノーブルエターナルに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

3歳（1999年）

7月4日、約6か月半の休養明けで迎えた10戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

7月31日、中3週で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

8月28日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で蛯沢誠治騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて16着に終わった。

4歳（2000年）

2月5日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から26kg戻して迎えた13戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が振るわず16着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた14戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で亀山泰延騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。