イチヨシファイン（1996年生、母レスタートウコン）

イチヨシファイン（1996年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイトスポット（当時9歳）と交配したレスタートウコンが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は谷岡正次。戦績は、地方31戦4勝2着10回。主な勝ち鞍は1998年のフレッシュチャレンジ。

経歴

デビュー前

田部和則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1998年）

10月1日、デビュー戦は渋谷裕喜騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のメモリーシャトーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月20日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月29日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、3歳（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渋谷裕喜騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったホクトブルーバードから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月2日、中4週で迎えた4戦目は、3歳（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラダイギンガから1馬身半差の2着に敗北した。

12月17日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で渋谷裕喜騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のウィナーズチャレンジ（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で渋谷裕喜騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（1999年）

4月14日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、4歳（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で渋谷裕喜騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で渋谷裕喜騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた9戦目は、4歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で渋谷裕喜騎手（8戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のジョウシュウダイナに4馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月16日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、一般D2-3（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で渋谷裕喜騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のノーブルエターナルをクビ差制して休み明けの一戦をモノにした。

10月5日、中2週で迎えた11戦目は、ブリーダーズ・スタリオンステーション特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で渋谷裕喜騎手（10戦3勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったミサトテンリュウから半馬身差の2着となった。

10月20日、中1週で迎えた12戦目は、イーストスタッド特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で渋谷裕喜騎手（11戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた13戦目は、日本レーシングサービス特別（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で渋谷裕喜騎手（12戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウゼンスキーから3馬身差の2着に敗北した。

11月16日、中1週で迎えた14戦目は、門別温泉「とねっこの湯」特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は14戦連続で渋谷裕喜騎手（13戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったオトコップリからハナ差の2着に甘んじた。

12月1日、中1週で迎えた15戦目は、オホーツク特別（門別ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で渋谷裕喜騎手（14戦3勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2000年）

1月9日、中5週で迎えた16戦目は、坂口重政騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したセイリュウホウを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

4月5日、中9週で迎えた18戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったカルストンストームに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4月25日、中2週で迎えた19戦目は、一般C2ヘ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、マルカコマンダーにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月16日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口重政騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のタキノハヤカゼに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

6月1日、中1週で迎えた21戦目は、田辺弘騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は坂口重政騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、セイエイフジヤマに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月10日、中2週で迎えた23戦目は、穂高特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口重政騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸びを見せたが、勝ったウララマンスタにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

7月27日、中1週で迎えた24戦目は、恵那峡特別（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で坂口重政騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

9月13日、中6週で迎えた25戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂口重政騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

10月16日、中4週で迎えた26戦目は、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口重政騎手（9戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた27戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂口重政騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

5歳（2001年）

4月16日、約5か月半の休み明けで迎えた28戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、マーガレット特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた29戦目は、しょうぶ特別（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月7日、連闘で迎えた30戦目は、カーネーション特別（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた31戦目は、内沢信昭騎手を鞍上に迎えて、一般B4（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。