コンゴウサファイア（2015年生、母シャンパントパーズ）

コンゴウサファイア（2015年1月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋鉱石の一種、青い宝石」。毛色は青鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時14歳）と交配したシャンパントパーズが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。主な勝ち鞍は2019年の一般C2十四。

経歴

デビュー前

佐々木晶三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

10月22日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 雨/重）に出走。馬体重は446kg。18頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

11月11日、中2週で迎えた2戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

3歳（2018年）

2月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、森裕太朗騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての18番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた4戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいいところがなく12着に終わった。

4月17日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦の能登金剛賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は中井裕二騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

6月23日、中9週で迎えた6戦目は、田中健騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

9月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

9月29日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2十二（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2十一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた10戦目は、キリンFIRE賞（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

10月27日、連闘で迎えた11戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では物凄い伸び脚で驀進したが、伸びてきたヤマニンキアラ決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

11月24日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸びを見せたが、伸びてきたクリノユメジ決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

12月2日、連闘で迎えた13戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で高松亮騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。

12月8日、連闘で迎えた14戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で高松亮騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したドロップゴールに半馬身届かず2着に敗北した。

12月15日、連闘で迎えた15戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で高松亮騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、抜け出したマルケイサスケに3/4馬身届かず2着に敗北した。

12月23日、連闘で迎えた16戦目は、一般C2十一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で高松亮騎手（9戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

4歳（2019年）

3月31日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた17戦目は、鈴木祐騎手を鞍上に迎えて、一般C2三（水沢ダート1400m 小雨/重）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

4月7日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は高松亮騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に終わった。

4月14日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2七（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（11戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり9着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2八（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（12戦0勝）。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に終わった。

5月4日、連闘で迎えた21戦目は、一般C2十（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（13戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

6月29日、中7週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（14戦0勝）。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のハリケーンズアイに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月14日、中1週で迎えた23戦目は、トゥインクルジャック賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で高松亮騎手（15戦1勝）。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

7月21日、連闘で迎えた24戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

7月28日、連闘で迎えた25戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

9月2日、中4週で迎えた26戦目は、一般C2一（盛岡ダート1400m 小雨/良）に出走。鞍上は鈴木祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に終わった。

9月9日、連闘で迎えた27戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた28戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた29戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

10月6日、連闘で迎えた30戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

10月14日、連闘で迎えた31戦目は、久慈市山形村短角牛賞（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚本涼人騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

10月21日、連闘で迎えた32戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で塚本涼人騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。