ライクアロケット（2015年生、母ビジネスロマン）

ライクアロケット（2015年5月19日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「ロケットのように」。毛色は鹿毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時16歳）と交配したビジネスロマンが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は高柳隆男。2021年のノベンバー賞に勝利した他、2022年のゆりかもめオープンで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

小西一男厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2018年）

2月25日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のカガスターに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

7月1日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

7月22日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた3戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山和生騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は脚色が鈍り14着に敗れた。

12月23日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

4歳（2019年）

2月2日、中5週で迎えた5戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に終わった。

3月9日、中4週で迎えた6戦目は、小林凌大騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

4月16日、中4週で迎えた7戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、一般C1五六（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

5月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、一般C1五六（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のビップフェリックスに3馬身の差をつけて勝利をモノにする

5月30日、中2週で迎えた9戦目は、サツキツツジ特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアスピシアを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月28日、中3週で迎えた10戦目は、8月16日も浦和×大井リレー賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた11戦目は、スパイラルカーブ賞（船橋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた12戦目は、左海誠二騎手を鞍上に迎えて、濃溝の滝賞（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったグローリアスペルレに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

8月30日、中2週で迎えた13戦目は、週末夜はナイトプールに行かナイト☆（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で左海誠二騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のホームゲームに5馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

9月25日、中3週で迎えた14戦目は、トルマリンスプリント（船橋ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で左海誠二騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出し、3着に入った。

10月4日、連闘で迎えた15戦目は、光のオアシス賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で左海誠二騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のドウカンヤマに2馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

10月30日、中3週で迎えた16戦目は、ハンデ戦の千葉県畜産賞No.3（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で左海誠二騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったイントゥゾーンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

5歳（2020年）

1月24日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、サンストーン賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は張田昂騎手（5戦2勝）。13頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のストロングハートを半馬身振り切って6勝目を手に入れた。

2月4日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた18戦目は、紅梅賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（6戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた19戦目は、スプリングタイム賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（7戦3勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

4月3日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、ハンデ戦の桜波スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は左海誠二騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

4月10日、連闘で馬体重を前走から7kg絞って迎えた21戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、サンケイスポーツ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

7月22日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、ハンデ戦のラベンダースプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のエフェルヴェソンスに2馬身の差をつけて優勝

7月30日、連闘で迎えた23戦目は、アフター5スター賞トライアル（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は張田昂騎手（8戦3勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

9月8日、中5週で迎えた24戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、S3のアフター5スター賞（大井ダート1200m 曇/重）に出走。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではキレのある末脚を披露し、4着に入り込んだ。

10月1日、中2週で迎えた25戦目は、ハンデ戦のオパールスプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリと前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のトキメキライツをアタマ差振り切って8勝目を挙げた。

10月29日、中3週で迎えた26戦目は、マナースプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚が残っておらず4着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた27戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（4戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に敗れた。

12月25日、中4週で迎えた28戦目は、メリークリスマス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（5戦2勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

6歳（2021年）

2月12日、中6週で迎えた29戦目は、ハンデ戦のヤドリギスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（6戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

7月20日、約5か月半の休み明けで迎えた30戦目は、文月スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（7戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

8月3日、中1週で迎えた31戦目は、アフター5スター賞トライアル（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は庄司大輔騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

8月13日、中0週で迎えた32戦目は、新涼スプリント（船橋ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（8戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

9月30日、中6週で迎えた33戦目は、オパールスプリント（船橋ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

10月29日、中3週で迎えた34戦目は、マナースプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（10戦2勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた35戦目は、ノベンバー賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（11戦2勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のアンティノウスに1馬身の差をつけて9勝目を掴み取った。

7歳（2022年）

1月12日、中7週で迎えた36戦目は、初鷹スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（12戦3勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に終わった。

2月11日、中3週で迎えた37戦目は、フェブラリー賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は庄司大輔騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

2月18日、連闘で迎えた38戦目は、木間塚龍馬騎手を鞍上に迎えて、春告鳥スプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた39戦目は、朧月賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（13戦3勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。

6月9日、約3か月の休み明けで迎えた40戦目は、鷹見陸騎手を鞍上に迎えて、ゆりかもめオープン（大井ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず3着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた41戦目は、サジタリウス賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見陸騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた42戦目は、野畑凌騎手を鞍上に迎えて、アフター5スター賞トライアル（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

8歳（2023年）

3月19日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた43戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬で石川特産品プレゼント!特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。