ラブリーサイン（2021年生、母エスコルピオン）

ラブリーサイン（2021年4月9日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「かわいい仕草」。毛色は鹿毛。種牡馬のエピファネイア（当時11歳）と交配したエスコルピオンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はいとう牧場。主な勝ち鞍は2024年のサバンナ八木☆来場記念(C2一)。

経歴

デビュー前

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月25日、デビュー戦はM.デムーロ騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は498kg。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

12月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず13着に敗れた。

3歳（2024年）

2月10日、中8週で迎えた3戦目は、菱田裕二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

3月2日、中2週で迎えた4戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月13日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上はM.デムーロ騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続でM.デムーロ騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の強靭な心肺能力でしぶとく走り抜いたが、マベルシュシュットに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

6月16日、中6週で迎えた7戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、5着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

7月7日、連闘で迎えた9戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/重）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、抜け出したヴェラリーシャに半馬身届かず2着となった。

8月4日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜中俊騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

9月1日、中3週で迎えた11戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

10月18日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、サバンナ八木☆来場記念（園田ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のモズユイユイに1馬身1/4の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月7日、中2週で迎えた13戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。