トーアロメオ（1987年生、母トーアローシン）

経歴

デビュー前

3歳（1990年）

1月28日、デビュー戦は大崎昭一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るハイフェザーを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

5月27日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳500万下（東京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦1勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた3戦目は、4歳500万下（東京芝1600m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で大崎昭一騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。

7月15日、中4週で迎えた4戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で大崎昭一騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

8月5日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大崎昭一騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず6着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で大崎昭一騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

9月1日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で大崎昭一騎手（6戦1勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月6日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、今井規和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の岩谷特別（福島芝1000m 小雨/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

10月28日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた9戦目は、塚越一弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の野地特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

11月18日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下の福島放送賞（福島芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚越一弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

12月15日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚越一弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

4歳（1991年）

1月13日、中3週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で塚越一弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月17日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、原口次夫騎手を鞍上に迎えて、C1ハ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月22日、中4週で迎えた14戦目は、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で原口次夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月19日、中3週で迎えた15戦目は、C1ハ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で原口次夫騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモエダイヤからクビ差の2着に惜敗した。

5歳（1992年）

1月20日、約7か月の休み明けで迎えた16戦目は、一般C2ニ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で原口次夫騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。12着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2ホ（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で原口次夫騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月19日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2ヘ（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で原口次夫騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったトモフジから4馬身差の2着に敗北した。

3月3日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2ホ（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で原口次夫騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のキジヨーイチフジに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝利を挙げた。

3月25日、中2週で迎えた20戦目は、C2ロ（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で原口次夫騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のテクノフアジーに3/4馬身の差をつけて3勝目をマークした。

4月13日、中2週で迎えた21戦目は、C2イ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で原口次夫騎手（8戦2勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のラフイアンボーイに半馬身の差をつけて4勝目を掴み取った。

5月4日、中2週で迎えた22戦目は、C1イ（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で原口次夫騎手（9戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったムラマサホマレから半馬身差の2着に敗北した。

5月11日、連闘で迎えた23戦目は、しゃくなげ特別（中京(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で原口次夫騎手（10戦3勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のカスターネットに3馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

5月26日、中1週で迎えた24戦目は、あやめ特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で原口次夫騎手（11戦4勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロノパレスに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。