エリモエキスパート（2000年生、母エリモエキスプレス）
Erimo Ex Parte
2000.03.19
エリモエキスパート（2000年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋一方的に」。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時10歳）と交配したエリモエキスプレスが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）エクセルマネジメント。戦績は、中央平地10戦0勝、地方38戦4勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C1。
経歴
デビュー前
五十嵐忠男厩舎（栗東）へ入厩。
3歳（2003年）
3月1日、デビュー戦は藤田伸二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2200m 雨/稍重）に出走。馬体重は508kg。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。
3月15日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（阪神芝1600m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。
3月22日、連闘で迎えた3戦目は、3歳新馬（阪神芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は失速してしまい15着に敗れた。
4月13日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は4戦連続で藤田伸二騎手（3戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、些か速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。
4月27日、中1週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、ユッタリとしたペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。
5月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず8着に敗れた。
5月18日、連闘で迎えた7戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。
9月7日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた9戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。
9月28日、連闘で迎えた10戦目は、3歳未勝利（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に終わった。
12月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から25kg増やして迎えた11戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C4 11（高崎ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
4歳（2004年）
1月3日、中1週で迎えた12戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4-9（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に終わった。
1月17日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4 12（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。
1月26日、連闘で迎えた14戦目は、矢野貴之騎手を鞍上に迎えて、一般C4ロ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
2月12日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3 C4-14（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。
3月1日、中2週で迎えた16戦目は、一般C5 18（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラマイヒメに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
4月18日、中6週で迎えた17戦目は、桜草特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着を確保した。
4月25日、連闘で迎えた18戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（3戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったモエレサッカーから2馬身半差の2着となった。
5月4日、連闘で迎えた19戦目は、福元弘二騎手を鞍上に迎えて、一般C4 11（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月29日、中3週で迎えた20戦目は、一般C4 16（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（4戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のデジタルクイーンに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。
6月12日、中1週で迎えた21戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（5戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月21日、連闘で迎えた22戦目は、夏至特別（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は早川順一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月4日、中1週で迎えた23戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、カスミソウ特別（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月18日、中1週で迎えた24戦目は、ダリヤ特別（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。
8月7日、中2週で迎えた25戦目は、霧降賞（宇都宮ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月15日、連闘で迎えた26戦目は、一般C4-9（高崎ダート1330m 曇/稍重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（6戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月29日、中1週で迎えた27戦目は、一般C5-10（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジャーウィナーから5馬身差の2着に敗北した。
9月13日、中1週で迎えた28戦目は、一般C5 13（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月2日、中2週で迎えた29戦目は、一般C5 18（高崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は金井正幸騎手（8戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月11日、連闘で迎えた30戦目は、一般C5 16（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。鞍上は平沢則雄騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったデジタルクイーンからアタマ差の2着に甘んじた。
10月23日、中1週で迎えた31戦目は、一般C5 15（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（3戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったサマーアプローズから2馬身半差の2着に敗北した。
11月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般C5 14（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。
11月27日、中2週で迎えた33戦目は、一般C5 18（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のスルガロイターに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月12日、中1週で迎えた34戦目は、一般C4 16（高崎ダート1330m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月30日、中2週で迎えた35戦目は、細川勉騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5-10（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。
5歳（2005年）
1月23日、中2週で迎えた36戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に終わった。
2月6日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に終わった。
2月26日、中2週で迎えた38戦目は、菊地康朗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。
3月12日、中1週で迎えた39戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るタガノトニーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
3月28日、中1週で迎えた40戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は山口勲騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
4月23日、中3週で迎えた41戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。
5月4日、中1週で迎えた42戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず8着に敗れた。
5月28日、中2週で迎えた43戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。
6月19日、中2週で迎えた44戦目は、下條知之騎手を鞍上に迎えて、ベストテンジョッキーズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。
7月9日、中2週で迎えた45戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（1戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
7月31日、中2週で迎えた46戦目は、清原良太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。
8月16日、中1週で迎えた47戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で清原良太騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。
9月4日、中2週で迎えた48戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。