カノヤモンスター（2001年生、母カノヤコスモ）

カノヤモンスター（2001年3月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋怪物」。毛色は鹿毛。種牡馬のウォーニング（当時16歳）と交配したカノヤコスモが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者は青藍牧場。戦績は、中央平地16戦0勝2着3回、地方34戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の一般C1。

経歴

デビュー前

1歳のとき、青藍牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

谷潔厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

7月19日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は474kg。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

7月27日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で橋本美純騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で橋本美純騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

3歳（2004年）

3月17日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の広峰山特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

3月27日、中0週で迎えた6戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

4月10日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

4月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、4着に入った。

5月15日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（3戦0勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上々の伸びを見せたが、抜け出したシュガーレディアンに半馬身届かず2着となった。

5月22日、連闘で迎えた10戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

6月6日、中1週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

6月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（5戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、勝ったクルーガーシチーにねじ伏せられて半馬身差の2着に敗北した。

7月3日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（6戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったスズノグランプリに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月17日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（7戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを13番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を繰り出したが、4着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤哲三騎手（8戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

9月11日、中4週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤哲三騎手（9戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

9月26日、中1週で迎えた17戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

10月31日、中4週で迎えた18戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターキングブルからクビ差の2着に惜敗した。

11月27日、中3週で迎えた19戦目は、倉岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったスターキングブルから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2005年）

1月25日、中7週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた20戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（荒尾ダート1500m 小雨/重）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

4月26日、約3か月の休み明けで迎えた21戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月31日、中4週で迎えた22戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた23戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月12日、中3週で迎えた24戦目は、倉岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松島慧騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月24日、中5週で迎えた25戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松島慧騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

9月21日、中3週で迎えた26戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた27戦目は、岩永千明騎手を鞍上に迎えて、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月30日、中7週で迎えた28戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月21日、中2週で迎えた29戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は岩永千明騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（2006年）

1月11日、中2週で迎えた30戦目は、久住山カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩永千明騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた31戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、M&Kジョッキーズカップ（第3戦）（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。12着に終わった。

2月22日、中3週で迎えた32戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩永千明騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

3月22日、中3週で迎えた33戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月18日、中3週で迎えた34戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた35戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた36戦目は、田中良明騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のラドランヴァリューに半馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月31日、中2週で迎えた37戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた38戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中良明騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた39戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で田中良明騎手（3戦1勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月25日、中2週で迎えた40戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は岩永千明騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月13日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた42戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中良明騎手（5戦1勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた43戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、セカンドジェネレーション騎手招待（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

10月24日、中3週で迎えた44戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中良明騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた45戦目は、池本徳子騎手を鞍上に迎えて、全日本レディース招待天草パールセンター杯（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた46戦目は、一般C2（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月31日、中3週で迎えた47戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤智久騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

6歳（2007年）

1月10日、中0週で迎えた48戦目は、一般B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤智久騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた49戦目は、M&Kジョッキーズカップ（第4戦）（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は吉留孝司騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。11着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた50戦目は、久住山カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤智久騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。