メイショウガロンヌ（2017年生、母メイショウナナイロ）

Meisho Garonne

2017.05.09

メイショウガロンヌ（2017年5月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ガロンヌ川」。毛色は鹿毛。種牡馬のメイショウサムソン（当時14歳）と交配したメイショウナナイロが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は三嶋牧場。主な勝ち鞍は2021年の阿部清和★世界進出記念(一般C2五)。

経歴

デビュー前

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2020年）

1月25日、デビュー戦は三津谷隼人騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1800m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は486kg。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では決め手が足りず15着に終わった。

3月29日、中8週で迎えた2戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に出走。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き12着に終わった。

5月3日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた3戦目は、服部寿希騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく10着に終わった。

5月24日、中2週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で服部寿希騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

6月14日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた5戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のコンディトラムに1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月25日、中9週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた6戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

9月20日、中3週で迎えた7戦目は、一般C2九（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（1戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2十（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十四（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカズノコクリュウに6馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

11月30日、中1週で迎えた11戦目は、内田健介様 誕生記念（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るケージーキンカメを豪脚で半馬身差し切って3勝目を手に入れた。

12月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木太一騎手（3戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヴァンタンジェンヌに6馬身の差をつけて4勝目をゲットした。

4歳（2021年）

1月18日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた13戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、一般C3九十（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

4月27日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg戻して迎えた14戦目は、一般C2三（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（4戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったメイジンに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

5月16日、中2週で迎えた15戦目は、阿部清和★世界進出記念（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（5戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るベアーズレターを驚異的な末脚でアタマ差だけ差し切って圧倒的人気に応えた。

6月29日、中5週で迎えた16戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木太一騎手（6戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、3着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木太一騎手（7戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったレイクプランを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

7月20日、連闘で迎えた18戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木太一騎手（8戦4勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

8月24日、中4週で迎えた19戦目は、五十川堂十一周年記念杯 特別編成（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で鈴木太一騎手（9戦4勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

9月7日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2二（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で鈴木太一騎手（10戦4勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

10月4日、中3週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた21戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

10月19日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた22戦目は、一般C1四（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鈴木太一騎手（11戦4勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた23戦目は、第八回しみっち記念（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木太一騎手（12戦4勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた24戦目は、一般C1二（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木太一騎手（13戦4勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るケンブリッジベストを交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて6勝目をマークした。

12月14日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた25戦目は、一般B2五（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で鈴木太一騎手（14戦5勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

デビュー前

加藤和宏厩舎（金沢）へ入厩。

12月28日、中1週で迎えた26戦目は、年末も楽天競馬で投票!賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鈴木太一騎手（15戦5勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。

2022年1月11日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。