エスパーアラオ（1998年生、母サンユウサード）

エスパーアラオ（1998年6月10日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のプラウドデボネア（当時16歳）と交配したサンユウサードが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松本牧場（三石）。戦績は、中央平地2戦0勝、地方45戦15勝2着8回。2001年の花吹雪賞(牝地方重賞)に勝利した他、2000年のサラブレッド系3歳優駿(地方重賞)を制するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

幣旗吉昭厩舎（荒尾）へ入厩。

2歳（2000年）

8月3日、デビュー戦は古泉悟騎手を鞍上に据えて、3歳（荒尾ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は424kg。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

8月15日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のプランタンに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月3日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦の雲仙岳特設（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のチヤミレニアムに6馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

9月16日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の銀杏賞（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（3戦2勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月10日、中2週で迎えた5戦目は、2歳戦の雲仙岳特設（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古泉悟騎手（4戦2勝）。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルシゲサーパスから約14馬身差の2着に敗れた。

11月5日、中3週で迎えた6戦目は、後藤孝鎮騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のサラ系3歳優駿ステップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルシゲサーパスから3馬身差の2着に敗北した。

11月26日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦の銀杏賞（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤孝鎮騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲサーパスをクビ差制して先頭ゴールを果たした。

12月24日、中3週で迎えた8戦目は、2歳地方重賞のサラブレッド系3歳優駿（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で後藤孝鎮騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のマルシゲサーパスに半馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

3歳（2001年）

1月21日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の花吹雪賞（佐賀ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のリードエンゼルに2馬身の差をつけて5勝目を獲得した。

3月3日、中5週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた10戦目は、牝馬限定3歳G3のチューリップ賞（阪神芝1600m 曇/良）に出走。芝レース及び重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（6戦3勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

4月14日、中5週で馬体重を前走から25kg戻して迎えた11戦目は、3歳ハンデ戦でオープンの荒尾レデイース特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のモズランに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月4日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の雪椿賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（8戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のコトブキハンターに7馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月27日、中2週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で古泉悟騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月14日、中6週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の天草特別（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で古泉悟騎手（10戦5勝）。15頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

8月20日、中4週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた15戦目は、阿蘇中岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で古泉悟騎手（11戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた16戦目は、3歳ハンデ戦でオープンの野路菊賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に牝馬ながら56kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で古泉悟騎手（12戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったロバリーシールから4馬身差の2着に敗北した。

10月24日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた17戦目は、3歳地方重賞の肥後菊賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で古泉悟騎手（13戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリードエンゼルに2馬身の差をつけて制した。

11月18日、中3週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の九州菊花賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で古泉悟騎手（14戦6勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月11日、中2週で迎えた19戦目は、火の国賞（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で古泉悟騎手（15戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月24日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた20戦目は、豊の国特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で古泉悟騎手（16戦6勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったコスモシャープから1馬身差の2着となった。

4歳（2002年）

1月3日、中0週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた21戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で古泉悟騎手（17戦6勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、勝ったミルエースから1馬身半差の2着に敗北した。

2月27日、中7週で迎えた22戦目は、火の国賞（荒尾ダート2000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で古泉悟騎手（18戦6勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月17日、中2週で迎えた23戦目は、ハンデ地方重賞の大阿蘇大賞典（荒尾ダート2150m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で古泉悟騎手（19戦6勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月30日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた24戦目は、阿蘇中岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で古泉悟騎手（20戦6勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のタヤスアクターに4馬身の差をつけて休み明けの一戦をモノにした。

8月20日、中2週で迎えた25戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で古泉悟騎手（21戦7勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月24日、中4週で迎えた26戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で古泉悟騎手（22戦7勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた27戦目は、RKK特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は19戦連続で古泉悟騎手（23戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のハッタモガミに9馬身の差をつけて10勝目を達成した。

11月5日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた28戦目は、しもつき特別（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で古泉悟騎手（24戦8勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のエスジーマックスに6馬身の差をつけて制した。

11月23日、中2週で迎えた29戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で古泉悟騎手（25戦9勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のエッチティトップに1馬身の差をつけて勝利数を12に伸ばす

12月17日、中2週で迎えた30戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で古泉悟騎手（26戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のスーパーゾロに1馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（2003年）

1月3日、中1週で迎えた31戦目は、地方重賞の荒尾金盃（荒尾ダート2000m 雨/重）に出走。鞍上は23戦連続で古泉悟騎手（27戦11勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月3日、中3週で迎えた32戦目は、一般A2 B2（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は24戦連続で古泉悟騎手（28戦11勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったキョウワノホコリから3/4馬身差の2着に敗北した。

3月2日、中3週で迎えた33戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、久住山カップ（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のタマノコウキをハナ差制して勝利数を14に伸ばす

3月24日、中2週で迎えた34戦目は、地方重賞の大阿蘇大賞典（荒尾ダート2150m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月23日、中3週で迎えた35戦目は、佐藤智久騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月2日、中9週で迎えた36戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた37戦目は、阿蘇烏帽子岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（29戦11勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったキンシストーンから5馬身差の2着となった。

8月3日、中2週で迎えた38戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、通潤橋スプリンター特別（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた39戦目は、普賢岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は古泉悟騎手（30戦11勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた40戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、大阿蘇賞（荒尾ダート2000m 雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月1日、中2週で迎えた41戦目は、オパールカップ（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヨシノメモリーから1馬身差の2着となった。

11月5日、中4週で迎えた42戦目は、地方重賞の九州記念（荒尾ダート2150m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で西村栄喜騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた43戦目は、雲仙岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西村栄喜騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月17日、中2週で迎えた44戦目は、金峰山カップ（荒尾ダート1900m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西村栄喜騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のヨシノメモリーに2馬身半の差をつけて勝利数を15に伸ばす

6歳（2004年）

1月4日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた45戦目は、荒尾金盃（荒尾ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西村栄喜騎手（5戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月21日、約3か月半の休み明けで迎えた46戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、リーディングジョッキー特別（荒尾ダート1900m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月30日、中5週で迎えた47戦目は、エメラルドカップ（荒尾ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は古泉悟騎手（31戦11勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。