メインザナゲット（2001年生、母ダイナブローニュ）

メインザナゲット（2001年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「たてがみ＋冠名（金のたてがみ）」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャーロック（当時9歳）と交配したダイナブローニュが18歳のときに産んだ13番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）木田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方20戦10勝2着2回。主な勝ち鞍は2006年の八景島特別(一般C2一)。

経歴

デビュー前

川島正行厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2004年）

5月11日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。馬体重は473kg。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のセリヌンテに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月17日、中4週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

4歳（2005年）

2月22日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のベガスフォンテンに2馬身半の差をつけて休み明け初戦を物にした。

3月17日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

5月5日、中6週で迎えた5戦目は、一般C3四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るミヤビキセキを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけて3勝目を収める

6月3日、中3週で迎えた6戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るストーリーワンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて優勝

6月22日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2四（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

5歳（2006年）

3月17日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、一般C3一ア（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で内田博幸騎手（7戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルファスターを途轍もない末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて休み明けの一戦を制した。

4月6日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で内田博幸騎手（8戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のホッカイミーシャに3馬身の差をつけて6勝目を奪取した。

5月5日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2六アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で内田博幸騎手（9戦6勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るスマートパイレーツを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて7勝目をつかんだ。

6月16日、中5週で迎えた11戦目は、一般C2三（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で内田博幸騎手（10戦7勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、ユウコーサマーランに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

7月27日、中5週で迎えた12戦目は、一般C2三アイ（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で内田博幸騎手（11戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るマルヒロジョウオーを目の覚めるような末脚でクビ差だけ差し切って優勝

8月10日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2二アイ（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で内田博幸騎手（12戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のグランドハーベストを3/4馬身振り切って9勝目を収める

8月21日、中1週で迎えた14戦目は、八景島特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で内田博幸騎手（13戦9勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のリバティーベルに2馬身の差をつけて10勝目を達成した。

6歳（2007年）

4月30日、約8か月半の休み明けで迎えた15戦目は、鍾馗盃（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で内田博幸騎手（14戦10勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天与の闘志で諦めることなく走り切ったが、5着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた16戦目は、楽天クレジット賞（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で内田博幸騎手（15戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

6月18日、中4週で迎えた17戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1三アイ（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったレオヴァーサスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月20日、中4週で迎えた18戦目は、一般C2一（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田博幸騎手（16戦10勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

8月20日、中3週で迎えた19戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、一般C2一アイ（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

12月22日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた20戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず13着に終わった。

7歳（2008年）

4月13日、約4か月の休養明けで迎えた21戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず14着に終わった。

5月4日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた22戦目は、4歳以上1000万下（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた23戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、’08スパーキングナイトチャレンジ（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。13頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた24戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の日吉特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい15着に終わった。