ロングハッピー（1989年生、母ホクトビゼン）

ロングハッピー（1989年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のシナノリンボー（当時14歳）と交配したホクトビゼンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は吉田利一。戦績は、中央平地7戦2勝2着2回、地方36戦2勝2着6回。1991年のアラブ3歳特別(アラ系3歳オープン)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

長浜博之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

7月7日、デビュー戦は丸山勝秀騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は424kg。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、若干遅いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のツルマイエースに8馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月24日、中6週で迎えた2戦目は、2歳オープンのアラブ3歳特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立ち、かなりのハイペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の粘り腰で末脚を持続させて、最後は2着のワンモアアチーブに1馬身半の差をつけて順当に勝利した。

10月26日、中8週で迎えた3戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの福島アラブ3歳ステークス（福島芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

11月17日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳オープン（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は丸山勝秀騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたエイカン決め手に屈してアタマ差の2着に甘んじた。

12月1日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳オープン（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は土肥幸広騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、リードを2馬身以上キープして、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イイデメアリーに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

12月14日、中1週で迎えた6戦目は、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土肥幸広騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に敗れた。

3歳（1992年）

3月29日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg減らして迎えた7戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンのアラブスプリントステークス（中京芝1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

6月1日、中8週で馬体重を前走から34kg戻して迎えた8戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C1ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハツタドリームから1馬身半差の2着に敗北した。

7月12日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた10戦目は、田辺弘騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったウルトラテイオーから3馬身差の2着に敗北した。

7月28日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月14日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C1ハ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、勝ったセルシオクインから半馬身差の2着に敗北した。

8月28日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般B2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系一般B2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（5戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた15戦目は、アラ系一般B2ロ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のセンナリヒメに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

10月22日、中2週で迎えた16戦目は、美濃菊特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月14日、中7週で迎えた17戦目は、アラ系一般B1 B2（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系一般B2ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1993年）

1月13日、中1週で迎えた19戦目は、山田和久騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2ロ（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、2着のウルトラホマレに3/4馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

1月25日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系一般B2イ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は田辺弘騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般B1 B2（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田辺弘騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般B1 B2（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田辺弘騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般B2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田辺弘騎手（4戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月7日、中3週で迎えた24戦目は、原洋順騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2ロ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月29日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた25戦目は、アラ系一般B2ハ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田辺弘騎手（5戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。10着に敗れた。

5月16日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は東川公則騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（11戦1勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったタエコから3馬身差の2着となった。

6月17日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系一般B2ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（12戦1勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で東川公則騎手（13戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で東川公則騎手（14戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月11日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で東川公則騎手（15戦1勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた32戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で東川公則騎手（16戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月28日、中4週で迎えた33戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で東川公則騎手（17戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったウルトラダイオーから半馬身差の2着となった。

10月20日、中2週で迎えた34戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で東川公則騎手（18戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた35戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月22日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた36戦目は、アラ系一般B2ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で村井栄治騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた37戦目は、アラ系一般B2ロ（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村井栄治騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系一般B2ハ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で村井栄治騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

5歳（1994年）

1月9日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた39戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村井栄治騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月23日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた40戦目は、アラ系一般B2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村井栄治騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた41戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で村井栄治騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカトライから1馬身半差の2着となった。

2月22日、中1週で迎えた42戦目は、アラ系一般B2ロ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村井栄治騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた43戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で村井栄治騎手（8戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。