サトノユニゾン（2015年生、母ハニーパイ）
Satono Unison
2015.04.02
サトノユニゾン（2015年4月2日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名+調和」。毛色は鹿毛。種牡馬のシニスターミニスター（当時12歳）と交配したハニーパイが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。主な勝ち鞍は2020年の3歳以上2勝クラス。
経歴
デビュー前
1歳のとき、グランド牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、里見治によって2,808万円で落札された。
古賀慎明厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2018年）
2月25日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は500kg。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
3月17日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線に入ると、前で粘るセグレートシチーを上がり3位の末脚で3/4馬身差し切って未勝利戦を制した。
4月28日、中5週で迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村宏司騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。
7月7日、中9週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1150m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で北村宏司騎手（3戦1勝）。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。
9月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で北村宏司騎手（4戦1勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。
12月28日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、3歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で北村宏司騎手（5戦1勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見せ場を作れず10着に終わった。
4歳（2019年）
3月10日、中9週で迎えた7戦目は、松山弘平騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で大外16番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したアストロローグを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。
3月30日、中2週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。
4月27日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（東京ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。
5月18日、中2週で迎えた10戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。
7月21日、中8週で迎えた11戦目は、野中悠太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/稍重）に出走。15頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったサニーストームに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。
8月4日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で野中悠太郎騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。
9月7日、中4週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（6戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦したが、3着に終わった。
9月28日、中2週で迎えた14戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。
10月19日、中2週で迎えた15戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では見事な伸び脚で驀進したが、トモジャドットにハナ差交わされて2着に惜敗した。
12月8日、中6週で迎えた16戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で斎藤新騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、勝ったスズカカナロアにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。
5歳（2020年）
1月6日、中3週で迎えた17戦目は、O.マーフィー騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の力で粘り込んで、最後は2着のエヌワイパフュームに2馬身の差をつけて久々に白星を挙げた。
4月12日、約3か月の休養明けで迎えた18戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は斎藤新騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。最後は一杯になって14着に敗れた。
7月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた19戦目は、坂井瑠星騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラス（福島ダート1150m 曇/重）に出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。
9月12日、中9週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、3歳以上2勝クラス（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は北村宏司騎手（7戦1勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。
10月25日、中5週で迎えた21戦目は、3歳以上2勝クラス（東京ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（8戦1勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不撓のスロトングスピリットで渋太く粘り続けて、最後は2着のマローネメタリコをクビ差振り切って3勝目を収める
12月20日、中7週で迎えた22戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの三河ステークス（中京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。
6歳（2021年）
2月28日、中9週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのブラッドストーンステークス（中山ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は北村宏司騎手（9戦2勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。
5月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのBSイレブン賞（東京ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で北村宏司騎手（10戦2勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバテてしまい14着に終わった。
8月21日、約3か月の休み明けで迎えた25戦目は、3歳以上3勝クラスの上越ステークス（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は野中悠太郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に終わった。
10月29日、中9週で迎えた26戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、マナースプリント（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のブンロートに4馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。
7歳（2022年）
1月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から19kg増やして迎えた27戦目は、初鷹スプリント（船橋ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。
2月14日、中4週で迎えた28戦目は、ヤドリギスプリント（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で張田昂騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。
7月26日、約5か月半の休み明けで迎えた29戦目は、文月スプリント（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で張田昂騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。
8月22日、中3週で迎えた30戦目は、新涼スプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で張田昂騎手（4戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るフォーテを交わし去り、最後は3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。
デビュー前
1歳のとき、グランド牧場から「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、里見治によって2,808万円で落札された。
山下貴之厩舎（船橋）へ入厩。
9月30日、デビュー戦は張田昂騎手を鞍上に据えて、サファイアスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は497kg。10頭立ての9番ゲートからスタート。競走除外となった。
12月21日、約4か月の休み明けで迎えた31戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、ベストウィッシュスプリント（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、メイケイライジンにクビ差交わされて2着となった。
8歳（2023年）
1月20日、中3週で迎えた32戦目は、初鷹スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村健司騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて5着に敗れた。
2月10日、中2週で迎えた33戦目は、松戸スプリント（船橋ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村健司騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。
6月20日、約4か月半の休み明けで迎えた34戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、千葉日報賞スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に終わった。
7月25日、中4週で迎えた35戦目は、文月スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。
8月7日、中1週で迎えた36戦目は、新涼スプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず3着に敗れた。
9月29日、中7週で迎えた37戦目は、サファイアスプリント（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。