シゲノサッチャー（1997年生、母ハカタコマチ）
1997.05.01
シゲノサッチャー（1997年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のミスタージヨージ（当時15歳）と交配したハカタコマチが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は長谷部牧場。戦績は、地方44戦6勝2着11回。主な勝ち鞍は2000年のアラ系4歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、長谷部牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場され、佐賀県馬主会によって367.5万円で落札された。
山下清厩舎（佐賀）へ入厩。
2歳（1999年）
9月4日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。馬体重は429kg。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るサダムサクラコを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。
3歳（2000年）
1月15日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したノアールハットを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。
2月6日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山口勲騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシナノカネトモにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。
2月19日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山口勲騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。
3月11日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山口勲騎手（4戦1勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
3月25日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山口勲騎手（5戦1勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。
4月23日、中3週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で山口勲騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアイランドライデン決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。
5月7日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた8戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山口勲騎手（7戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したウラジンホマレを捕まえ切れず、2馬身差の2着に敗北した。
5月21日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で山口勲騎手（8戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。
6月10日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で山口勲騎手（9戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキングダイオーを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。
6月25日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で山口勲騎手（10戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。
7月8日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山口勲騎手（11戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。
7月23日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で山口勲騎手（12戦1勝）。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したハクコウホーマを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。
8月6日、中1週で迎えた14戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。
8月17日、中1週で迎えた15戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。
10月2日、中6週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた16戦目は、東真市騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したライミライを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。
10月14日、中1週で迎えた17戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上B3（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアロースターを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。
11月11日、中3週で迎えた18戦目は、石井幸男騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1250m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のユタカヒーローをアタマ差制して勝利を手に入れた。
11月18日、連闘で迎えた19戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（福山ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のジーエスダンサーに8馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
12月18日、中3週で迎えた20戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
4歳（2001年）
1月2日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は石井幸男騎手（1戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
1月15日、中1週で迎えた22戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月10日、中3週で迎えた23戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のローレルケイアイに半馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。
2月26日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
3月20日、中2週で迎えた25戦目は、鋤田誠二騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月15日、中3週で迎えた26戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石井幸男騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったハッタアイランドから6馬身差の2着に敗北した。
5月5日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石井幸男騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
5月27日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（4戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のタカラガンバに半馬身の差をつけて5勝目を手にした。
6月9日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（5戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
6月30日、中2週で迎えた30戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（6戦2勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったユタカハンターから3馬身差の2着となった。
7月20日、中2週で迎えた31戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったユタカタイキから1馬身差の2着に敗北した。
5歳（2002年）
3月16日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から19kg増やして迎えた32戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は野田誠騎手（1戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月14日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた33戦目は、藤本三郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
5月4日、中2週で迎えた34戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤本三郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。
5月18日、中1週で迎えた35戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は野田誠騎手（2戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
6月2日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（3戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月23日、中2週で迎えた37戦目は、三村展久騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
7月7日、中1週で迎えた38戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は野田誠騎手（4戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のニッセイブロンドに半馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
8月3日、中3週で迎えた39戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月17日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
9月16日、中3週で迎えた41戦目は、菅谷正巳騎手を鞍上に迎えて、中央競馬騎手招待（福山ダート1800m 晴/良）に出走。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。
10月5日、中2週で迎えた42戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は三村展久騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月26日、中2週で迎えた43戦目は、アラ系一般C2（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三村展久騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。
11月9日、中1週で迎えた44戦目は、ムーミン谷賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で三村展久騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。