テイエムオジャル（2008年生、母チャルダッシュ）

テイエムオジャル（2008年4月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋いらっしゃる」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時10歳）と交配したチャルダッシュが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）冨岡牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方29戦2勝2着6回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、冨岡牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、冨岡牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、竹園正継によって367.5万円で落札された。

新川恵厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

7月24日、デビュー戦は高井彰大騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は394kg。15頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高井彰大騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず11着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高井彰大騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

3歳（2011年）

1月22日、約5か月の休み明けで迎えた4戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

2月25日、中4週で迎えた5戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

3月4日、連闘で迎えた6戦目は、村島俊策騎手を鞍上に迎えて、3歳（荒尾ダート950m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエスパーサイレンスに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月26日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮平鷹志騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月1日、連闘で迎えた11戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で宮平鷹志騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月13日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮平鷹志騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月20日、連闘で迎えた13戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮平鷹志騎手（7戦1勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったラストラッキーからクビ差の2着に甘んじた。

6月3日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で宮平鷹志騎手（8戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月9日、連闘で迎えた15戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で宮平鷹志騎手（9戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のアイチャンレースしよー!杯（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は村島俊策騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月1日、連闘で迎えた17戦目は、3歳（荒尾ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（2戦0勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた18戦目は、3歳（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったブライダルチェリーから5馬身差の2着に敗れた。

7月29日、中1週で迎えた19戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったイマリオーエンスからクビ差の2着に惜敗した。

8月12日、中1週で迎えた20戦目は、荒尾盆最強杯（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村島俊策騎手（5戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヘイハチアピールから4馬身差の2着に敗北した。

8月19日、連闘で迎えた21戦目は、レイジングスピリッツ記念（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で村島俊策騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコウユーネガイから7馬身差の2着に敗北した。

8月26日、連闘で迎えた22戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイエムララバイから3/4馬身差の2着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた23戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月16日、連闘で迎えた24戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村島俊策騎手（8戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた25戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村島俊策騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月7日、連闘で迎えた26戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村島俊策騎手（10戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月20日、中1週で迎えた27戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で村島俊策騎手（11戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月28日、連闘で迎えた28戦目は、一般C14（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で村島俊策騎手（12戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた29戦目は、一般C12（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で村島俊策騎手（13戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月18日、連闘で迎えた30戦目は、一般C13（荒尾ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で村島俊策騎手（14戦0勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた31戦目は、たち荒☆忘れません荒尾杯（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で村島俊策騎手（15戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のキタノダイチに1馬身の差をつけて制した。

12月9日、連闘で迎えた32戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、谷崎淑人安子誕生杯（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月16日、連闘で迎えた33戦目は、谷口実還暦記念（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は村島俊策騎手（16戦1勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。