キーアピール（2007年生、母キーグローリー）

キーアピール（2007年2月26日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋アピール」。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時10歳）と交配したキーグローリーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は高瀬敦。戦績は、中央平地3戦0勝、地方34戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2011年の一般C15。

経歴

デビュー前

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2010年）

4月10日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

7月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では決め手に欠いて10着に終わった。

8月18日、中5週で迎えた3戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のブレイズカップ（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

9月12日、中3週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

10月14日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた7戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた9戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

12月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は板野央騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後はマイグッドフェローと並んで2着同着となった。

4歳（2011年）

1月13日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた12戦目は、西川進也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

2月9日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で西川進也騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は板野央騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

3月9日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月19日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から26kg減らして迎えた16戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、一般C19（名古屋ダート800m 雨/不良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るチョウライトを圧倒的な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月10日、中2週で迎えた17戦目は、一般C10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田直樹騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた18戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田直樹騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

9月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C18（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田直樹騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた20戦目は、一般C16（名古屋ダート1400m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で柴田直樹騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったマキシムサヤカに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

10月5日、連闘で迎えた21戦目は、一般C15（名古屋ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田直樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のミサキリマンドをハナ差振り切って断然人気に応えた。

10月19日、中1週で迎えた22戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた23戦目は、一般C21（名古屋ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は柴田直樹騎手（6戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず4着に敗れた。

11月20日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、山下裕貴騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2 27（佐賀ダート1300m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に終わった。

11月26日、連闘で迎えた25戦目は、3歳以上C2 38（佐賀ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下裕貴騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったシルクエレガンスに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月10日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山下裕貴騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

5歳（2012年）

1月14日、中4週で迎えた27戦目は、4歳以上C2 29（佐賀ダート1300m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で山下裕貴騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、ステルスソニックに半馬身交わされて2着に敗北した。

1月22日、連闘で迎えた28戦目は、4歳以上C2 36（佐賀ダート900m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で山下裕貴騎手（4戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったカポデテュティカピに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

2月4日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で山下裕貴騎手（5戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジプシーダンスに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月18日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上C2 22（佐賀ダート1300m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で山下裕貴騎手（6戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

3月11日、中2週で迎えた31戦目は、4歳以上C2 24（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は山口勲騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のデュエルインザサンを半馬身振り切って圧倒的支持に応えた。

4月7日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた32戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 17（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

4月30日、中2週で迎えた33戦目は、4歳以上C2 16（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。

5月6日、連闘で迎えた34戦目は、4歳以上C2 26（佐賀ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた35戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

5月26日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C2 14（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石川慎将騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦したが、3着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた37戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。