マルヨカルボマキ（2012年生、母マルヨカレッジ）

マルヨカルボマキ（2012年5月5日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋人名より＋人名より」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時13歳）と交配したマルヨカレッジが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）上島牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方10戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は2016年のてまり菊特別(一般C1イ)。

経歴

デビュー前

高橋康之厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2015年）

3月15日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず16着に終わった。

4月6日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた2戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったグエンザップに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

4月17日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて、最後は2着のマルヨオリオンに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

4月29日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で島崎和也騎手（2戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のトーセンスラッガーに1馬身半の差をつけて圧倒的人気に応えた。

9月17日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で島崎和也騎手（3戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で島崎和也騎手（4戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったオヤカタに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

11月13日、中5週で迎えた7戦目は、養老賞（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で島崎和也騎手（5戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキラメキオトメに6馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2016年）

4月4日、約5か月の休養明けで迎えた8戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で島崎和也騎手（6戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のサブマリンに3馬身の差をつけて久しぶりの一戦をモノにした。

5月13日、中5週で迎えた9戦目は、夏木立特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で島崎和也騎手（7戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のシンコースカイを3/4馬身振り切って勝利をモノにする

6月19日、中4週で馬体重を前走から17kg減らして迎えた10戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

10月12日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から31kg戻して迎えた11戦目は、かさオク・サンクス賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は島崎和也騎手（8戦5勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のヒカリノカケラに1馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

10月28日、中1週で迎えた12戦目は、てまり菊特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で島崎和也騎手（9戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のシンコースカイに2馬身半の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。