グエンザップ（2012年生、母レイナデラダンサ）

グエンザップ（2012年5月31日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ベトナムの将軍名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナーズサン（当時11歳）と交配したレイナデラダンサが16歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）下屋敷牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方45戦11勝2着7回。主な勝ち鞍は2018年の花巻ひえカレープロジェクト賞(一般B1一)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下屋敷牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」と「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたがいずれも主取りとなった。

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

12月28日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（2015年）

3月7日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、小崎綾也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

4月6日、中3週で迎えた3戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマルヨカルボマキに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月17日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

6月2日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、宮平鷹志騎手を鞍上に迎えて、鬼花火10周年記念賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月18日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上C4-4（門別ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで先頭を奪い、最後は2着のスカイマイハートに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

7月8日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（2戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた8戦目は、名水百選!甘露泉水賞（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮平鷹志騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、で馬群を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、キャロットに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月6日、中1週で迎えた9戦目は、新冠町ふるさと納税賞（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮平鷹志騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい6着に終わった。

8月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/重）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で宮平鷹志騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では堅実な伸びを見せたが、フロイラインシチーに交わされて1馬身差の2着となった。

9月3日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C33 C41（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宮平鷹志騎手（6戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

9月17日、中1週で迎えた12戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、根室さんま祭り賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた13戦目は、サロマ大収穫祭賞（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（7戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚がパッとせず4着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のユアインマイハートに2馬身半の差をつけて3勝目を掴み取った。

10月27日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C3-2（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったナイスマドンナにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

11月11日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C3-2（門別ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

12月7日、中3週で迎えた17戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、かまだんご賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のエンジンソウルに7馬身の差をつけて4勝目を獲得した。

12月20日、中1週で迎えた18戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーズシリーズ第1戦（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアーノルドツヨシをクビ差振り切って勝利を手に入れた。

4歳（2016年）

1月11日、中2週で迎えた19戦目は、スマイルアゲイン賞（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて、最後は2着のルチオアンファンに1馬身1/4の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月21日、中9週で迎えた20戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、春風賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

4月2日、中1週で迎えた21戦目は、希望郷いわて国体開催記念盛岡市賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のエリーを3/4馬身振り切って1着ゴールを果たした。

4月17日、中1週で迎えた22戦目は、駒形賞（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

5月4日、中1週で迎えた23戦目は、盛岡城跡公園賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村上忍騎手（4戦3勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい10着に終わった。

5月14日、中0週で迎えた24戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上忍騎手（5戦3勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月7日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、世界遺産橋野鉄鉱山賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた26戦目は、三種町特産八竜メロン賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く5着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた27戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、盛岡手づくり村工房まつり賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

5歳（2017年）

4月18日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた28戦目は、水芭蕉特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は宮平鷹志騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

5月3日、中1週で馬体重を前走から14kg絞って迎えた29戦目は、麦とホップThe gold特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮平鷹志騎手（9戦1勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

5月17日、中1週で迎えた30戦目は、更別トラクターBAMBA特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮平鷹志騎手（10戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた31戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、らうす知床開き特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に終わった。

6月28日、中1週で迎えた32戦目は、スズカコーズウェイ賞（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして、最後は2着のアイアイヨークンをクビ差振り切って制した。

7月13日、中1週で迎えた33戦目は、日高銀聖特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のヤマニンボレアルに1馬身半の差をつけて9勝目を奪取した。

7月26日、中1週で迎えた34戦目は、2017ふかがわ夏まつり特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。

8月24日、中3週で迎えた35戦目は、日高建設協会特別（門別ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。

9月7日、中1週で迎えた36戦目は、道産子企業北海道競馬応援賞（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

10月5日、中3週で迎えた37戦目は、北海道コンサドーレ札幌特別（門別ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（6戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた38戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、未知の駒会メンバーズカップ（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、シエロアスールに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

11月12日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた39戦目は、アルビレオ賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして、最後は2着のヒデノホープを半馬身振り切って勝利を手中に収めた。

11月27日、中1週で迎えた40戦目は、ひいらぎ賞（水沢ダート1900m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったダンストンリアンに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

12月9日、中1週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた41戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1600m 雪/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

12月25日、中1週で迎えた42戦目は、震災復興子ども達に夢と笑顔を（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコモンブレイクに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

6歳（2018年）

1月7日、中1週で迎えた43戦目は、花巻御食事処「山水」賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で大坪慎騎手（5戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では卓出した伸び脚で驀進したが、ニーマルキングにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

3月22日、約2か月半の間隔を開けて迎えた44戦目は、花巻ひえカレープロジェクト賞（水沢ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で大坪慎騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るヤマニンボアソルチを驚異的な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて勝利数を11に伸ばす

4月14日、中2週で迎えた45戦目は、駒形賞（水沢ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で大坪慎騎手（7戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた46戦目は、花菜好きカーネーション賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で大坪慎騎手（8戦2勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

5月27日、中3週で迎えた47戦目は、盛岡のお米「純米めん」賞（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で大坪慎騎手（9戦2勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。