カノヤセイリュウ（1995年生、母ミステイメモリーズ）

カノヤセイリュウ（1995年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のフラツシユオブステイール（当時12歳）と交配したミステイメモリーズが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）八木牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方34戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は1999年の一般C。

経歴

デビュー前

吉永猛厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1998年）

2月28日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

7月18日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は減速してしまい7着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

8月29日、連闘で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田竜二騎手（4戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

10月3日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で和田竜二騎手（5戦0勝）。14頭立ての5番人気で大外14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に敗れた。

11月1日、中3週で馬体重を前走から20kg戻して迎えた8戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

11月28日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田浩一騎手（3戦0勝）。16頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。

4歳（1999年）

2月21日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から12kg戻して迎えた11戦目は、川口道助騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のコウショウブリッジに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

3月6日、中1週で迎えた12戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた13戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったムーンサンデーから半馬身差の2着となった。

9月18日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、西村栄喜騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のセンタージョンカーに2馬身半の差をつけて久方ぶりの実戦をモノにした。

10月17日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のユーホーエリカに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月6日、中2週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のノースヘルメスをクビ差制して優勝

12月5日、中3週で迎えた17戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は古泉悟騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったミネハルから1馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中2週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5歳（2000年）

1月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

1月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月12日、約6か月半の休み明けで迎えた21戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のホーマンアーチに1馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。

8月19日、連闘で迎えた22戦目は、林陽介騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスコインドから1馬身半差の2着に敗北した。

9月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は牧野孝光騎手（3戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月24日、中2週で迎えた24戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で牧野孝光騎手（4戦2勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月21日、中3週で迎えた25戦目は、矢野猛騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月14日、中2週で迎えた26戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野猛騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた27戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は西村栄喜騎手（1戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月24日、中3週で迎えた28戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は林陽介騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったダンツサウスから半馬身差の2着となった。

6歳（2001年）

1月2日、連闘で馬体重を前走から13kg減らして迎えた29戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月22日、中2週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた30戦目は、石川浩文騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

2月13日、中2週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた31戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は林陽介騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた32戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で林陽介騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月18日、中1週で迎えた33戦目は、宮本彰騎手を鞍上に迎えて、一般（益田ダート1350m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた34戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のメンデスキャンドルに1馬身半の差をつけて制した。

4月14日、連闘で迎えた35戦目は、城内普一騎手を鞍上に迎えて、一般（益田ダート1350m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月30日、中1週で迎えた36戦目は、ハンデ戦の持石特別（益田ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（1戦1勝）。7頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月6日、連闘で迎えた37戦目は、一般（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋元耕成騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったコトブキキャンドルから1馬身半差の2着に敗北した。

5月13日、連闘で迎えた38戦目は、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋元耕成騎手（3戦1勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月19日、連闘で迎えた39戦目は、ハンデ戦の一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で秋元耕成騎手（4戦1勝）。7頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた40戦目は、沖野耕二騎手を鞍上に迎えて、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

6月10日、連闘で迎えた41戦目は、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で沖野耕二騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた42戦目は、一般（益田ダート1350m 晴/不良）に出走。鞍上は城内普一騎手（1戦0勝）。6頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月21日、中3週で迎えた43戦目は、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。鞍上は秋元耕成騎手（5戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた44戦目は、﨏畑雄一郎騎手を鞍上に迎えて、一般（益田ダート1350m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。