グローバルチャージ（2008年生、母シークレットコサージュ）

グローバルチャージ（2008年5月6日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「広大な世界で勝利を積み重ねる」。毛色は芦毛。種牡馬のSmart Strike（当時16歳）と交配したシークレットコサージュが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤沢牧場。戦績は、中央平地12戦0勝、中央障害7戦0勝2着1回、地方13戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2012年の一般C21。

経歴

デビュー前

当歳のとき、エバグリーンセールスコンサインメントから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

9月4日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた2戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではいいところがなく13着に終わった。

10月31日、中4週で迎えた3戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

11月28日、中3週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり15着に終わった。

3歳（2011年）

1月9日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。15頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

3月26日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

5月7日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

5月14日、連闘で迎えた8戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に終わった。

7月10日、中7週で迎えた9戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は垂れてしまい11着に終わった。

8月13日、中4週で迎えた10戦目は、花田大昂騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

9月30日、中6週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた11戦目は、小山信行騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、勝ったキクノルナに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

10月10日、中0週で迎えた12戦目は、3歳戦の結依入学・芽依誕生おめでとう（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小山信行騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったソアリングに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

10月20日、中0週で迎えた13戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小山信行騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた14戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小山信行騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったユウクラリティーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月15日、中2週で迎えた15戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小山信行騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず4着に敗れた。

11月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C24（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で小山信行騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったアドマイヤルビアノに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

12月6日、連闘で迎えた17戦目は、一般C23（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で小山信行騎手（6戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

12月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C25（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で小山信行騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で驀進したが、勝ったサンライズスターにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2012年）

1月2日、中1週で迎えた19戦目は、新生・中京競馬場☆あと1か月（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で小山信行騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

1月10日、連闘で迎えた20戦目は、一般C26（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で小山信行騎手（9戦0勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスズランクリークを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月1日、中2週で迎えた21戦目は、一般C21（名古屋ダート800m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で小山信行騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月7日、連闘で迎えた22戦目は、一般C21（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は12戦連続で小山信行騎手（11戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のスリーロビンソンを3/4馬身振り切って2勝目を手中に収めた。

2月22日、中1週で迎えた23戦目は、柴田直樹騎手を鞍上に迎えて、東風選抜（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

4月7日、中5週で迎えた24戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の花見山特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

5月20日、中5週で迎えた25戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月16日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月7日、中2週で迎えた27戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月8日、中8週で迎えた28戦目は、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。鞍上は石神深一騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

10月7日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で石神深一騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったミヤコデラックスから4馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中3週で迎えた30戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で石神深一騎手（4戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2013年）

1月14日、中9週で迎えた31戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 雨）に出走。鞍上は4戦連続で石神深一騎手（5戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた32戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1900m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて14着に終わった。