スギノダイチャン（1998年生、母ハウズテースト）

スギノダイチャン（1998年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時6歳）と交配したハウズテーストが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は合資会社明治牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方11戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の一般C2。

経歴

デビュー前

平井雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

10月14日、デビュー戦は勝浦正樹騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は484kg。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

11月18日、中4週で迎えた2戦目は、高山太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた3戦目は、木幡初広騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

3歳（2001年）

1月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1000m 雪/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

1月21日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で木幡初広騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で木幡初広騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。最後は一杯になって13着に敗れた。

2月25日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で木幡初広騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

3月24日、中3週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で木幡初広騎手（5戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

6月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から20kg増やして迎えた9戦目は、村井栄治騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

7月10日、中2週で迎えた10戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったカツラギマドンナに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

7月25日、中1週で迎えた11戦目は、一般C12（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のバーバラに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月13日、中2週で迎えた12戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のセイエイキングに2馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月30日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のイソノスキャンに3馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

9月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は村井栄治騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

9月27日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

10月19日、中2週で迎えた16戦目は、一般C1（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（5戦3勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

11月27日、中5週で迎えた17戦目は、一般B14（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（6戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマルカタンゴにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

12月20日、中2週で迎えた18戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず9着に敗れた。

4歳（2002年）

2月26日、中9週で迎えた19戦目は、一般B13（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（8戦3勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。競走中止となった。