ハローマイキー（2018年生、母キトゥンズグレイス）

ハローマイキー（2018年2月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「こんにちは+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時15歳）と交配したキトゥンズグレイスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2022年の内海特別(一般C1)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、小林誠によって1,620万円で落札された。

黒岩陽一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2020年）

10月11日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 曇/重）に出走。馬体重は480kg。18頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出したが、6着に終わった。

12月19日、中9週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

3歳（2021年）

4月11日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、5着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡巧也騎手（1戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

5月29日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で木幡巧也騎手（2戦0勝）。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

6月19日、中2週で迎えた6戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 雨/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したパノティアにアタマ差届かず2着となった。

7月18日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

9月4日、中6週で迎えた8戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4歳（2022年）

5月21日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた9戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月7日、中6週で迎えた10戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、2022窮鼠百合生誕記念（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウルスラに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月22日、中1週で迎えた11戦目は、内海特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のバルドエースに3馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

8月16日、中3週で迎えた12戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、しし座特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のウルスラを3/4馬身振り切って断然人気に応えた。

8月31日、中1週で迎えた13戦目は、おとめ座特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（2戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したヴェルにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月27日、中3週で迎えた14戦目は、カシオペア座特別（名古屋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（3戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のウプサラに2馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

10月14日、中1週で迎えた15戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、しずおか菊花特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したアレナマエストロにアタマ差届かず2着に甘んじた。

11月9日、中3週で迎えた16戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、真鯛特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るリンクスターツを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

12月8日、中3週で迎えた17戦目は、師走昇竜戦（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（4戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したトミケンシャイリを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

12月22日、中1週で迎えた18戦目は、シンビジウム特別（名古屋ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（5戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったシンコーマーチャンを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

5歳（2023年）

1月19日、中3週で迎えた19戦目は、プリムラ特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず4着に敗れた。

3月29日、中9週で迎えた20戦目は、桜鱒特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場なく5着に敗れた。

4月21日、中2週で迎えた21戦目は、一宮特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた22戦目は、細魚特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（8戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

5月17日、中1週で迎えた23戦目は、田原特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（9戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた24戦目は、名古屋チャレンジカップネプチューン賞（名古屋ダート2100m 晴/重）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

6月16日、中1週で迎えた25戦目は、伊佐木特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が鈍り5着に敗れた。

7月13日、中3週で迎えた26戦目は、半田特別（名古屋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（11戦3勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた27戦目は、南知多特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（12戦3勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた28戦目は、太刀魚特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（1戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

9月21日、中5週で迎えた29戦目は、名古屋チャレンジカップヴェスタ賞（名古屋ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた30戦目は、鱸特別（名古屋ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（13戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた31戦目は、春日井特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（14戦3勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

11月1日、中1週で迎えた32戦目は、豊田特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸野勝虎騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

11月15日、中1週で迎えた33戦目は、津島特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（15戦3勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた34戦目は、畜産フェア特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（16戦3勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛追したが、勝ったスペシャルトークに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月8日、中1週で迎えた35戦目は、冬茜特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（17戦3勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず3着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた36戦目は、扶桑特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（18戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

6歳（2024年）

1月2日、中1週で迎えた37戦目は、初夢特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（19戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

3月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた38戦目は、春陽特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（20戦3勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったコスモオピニオンに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月5日、中2週で迎えた39戦目は、細川智史騎手を鞍上に迎えて、淡墨桜特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイシンレアに半馬身交わされて2着となった。

4月19日、中1週で迎えた40戦目は、草若葉特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（21戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したネオアマゾネスを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。