ヴェル（2016年生、母ベルミュール）

経歴

デビュー前

2歳（2018年）

7月1日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は418kg。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、抜け出したブルスクーロにクビ差届かず2着となった。

8月12日、中5週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

9月2日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、5着に終わった。

3歳（2019年）

1月20日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で松田大作騎手（3戦0勝）。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

2月17日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で松田大作騎手（4戦0勝）。18頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

4月29日、中9週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は6戦連続で松田大作騎手（5戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

8月4日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松田大作騎手（6戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資の敢闘精神でゴールまで力戦したが、3着に終わった。

8月17日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で松田大作騎手（7戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

4歳（2020年）

1月3日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から23kg増やして迎えた9戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では自慢の末脚を炸裂させて、最後は2着のコマガイムに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

1月14日、中1週で迎えた10戦目は、孔雀座特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のペイシャゲランを半馬身振り切ってファンの期待に応えた。

3月25日、中9週で迎えた11戦目は、一般B4（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のライドに7馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

4月26日、中4週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島ダート1150m 曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚を伸ばせず15着に敗れた。

5月31日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上1勝クラス（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上1勝クラス（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（8戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、リードを2馬身以上確保して、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま5馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい6着に終わった。

9月6日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、3歳以上1勝クラスの雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は藤田菜七子騎手（2戦0勝）。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。17着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた16戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

12月11日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったセイプレシャスに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月25日、中1週で迎えた18戦目は、クリスマス賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るプリンスオブジオンを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

5歳（2021年）

1月13日、中2週で迎えた19戦目は、くじゃく座特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

1月27日、中1週で迎えた20戦目は、一般B5（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイキデセーオに約12馬身の大差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、一般B4（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は戸部尚実騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアースエヴェリーナに5馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

5月18日、中3週で迎えた22戦目は、ポルックス特別（名古屋ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で戸部尚実騎手（4戦4勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のタイキデセーオに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月2日、中1週で迎えた23戦目は、蟹江特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸部尚実騎手（5戦5勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るスマートラミアを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

8月4日、中8週で迎えた24戦目は、名古屋チャレンジカップアポロ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸部尚実騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた25戦目は、ひまわり特別（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で戸部尚実騎手（7戦6勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のライドに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

12月9日、約3か月半の休み明けで迎えた26戦目は、名古屋チャレンジカップヴァルカン賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で戸部尚実騎手（8戦7勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

6歳（2022年）

1月2日、中2週で迎えた27戦目は、常滑特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で戸部尚実騎手（9戦7勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた28戦目は、江南特別（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で戸部尚実騎手（10戦7勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、抜け出したウォーターリベルテに半馬身届かず2着に敗北した。

2月15日、中3週で迎えた29戦目は、東浦特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で戸部尚実騎手（11戦7勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

7月6日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた30戦目は、一般B3（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は加藤聡一騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

7月20日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた31戦目は、一般B4（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（5戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバイクミレーに3馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

8月31日、中5週で迎えた32戦目は、おとめ座特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤聡一騎手（6戦3勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のハローマイキーをクビ差振り切って優勝

9月29日、中3週で迎えた33戦目は、パンジー特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で加藤聡一騎手（7戦4勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。

10月24日、中3週で迎えた34戦目は、秋晴特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で加藤聡一騎手（8戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

11月25日、中4週で迎えた35戦目は、ビオラ特別（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で加藤聡一騎手（9戦4勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に敗れた。