ブルスクーロ（2016年生、母ダークサファイア）

ブルスクーロ（2016年2月23日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「紺、紺碧(伊)」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時13歳）と交配したダークサファイアが17歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。2018年の中京2歳ステークス(オープン)で3着に入った他、2022年のローダンセマムオープン(一般A1)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額2,800万円（70万×40口）で一口馬主が募集された。

池添学厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

7月1日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は502kg。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のヴェルをクビ差振り切って初勝利を挙げた。

7月21日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの中京2歳ステークス（中京芝1600m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず3着に敗れた。

9月22日、中8週で迎えた3戦目は、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は川田将雅騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に敗れた。

11月17日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、R.ムーア騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月15日、中3週で迎えた5戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下の寒椿賞（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く11着に敗れた。

3歳（2019年）

1月19日、中4週で迎えた6戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のなずな賞（中京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

3月9日、中6週で迎えた7戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のフローラルウォーク賞（中京芝1600m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ピースワンパラディに交わされて1馬身差の2着となった。

3月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は川田将雅騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着に入った。

10月20日、約7か月の休養明けで迎えた9戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの十日町特別（新潟芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、ハーフバックに半馬身交わされて2着に敗北した。

12月8日、中6週で迎えた10戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の気力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のエイシンゾーンに1馬身1/4の差をつけて久々に白星を挙げた。

12月14日、連闘で迎えた11戦目は、3歳以上2勝クラスの中京日経賞（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は中谷雄太騎手（1戦0勝）。17頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

4歳（2020年）

2月9日、中7週で迎えた12戦目は、S.フォーリー騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。13頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のココフィーユをアタマ差振り切って3勝目をつかんだ。

5月9日、約3か月の休養明けで迎えた13戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの錦ステークス（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。13頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って7着に敗れた。

6月21日、中5週で迎えた14戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの多摩川ステークス（東京芝1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい14着に敗れた。

10月10日、約3か月半の休み明けで迎えた15戦目は、3歳以上3勝クラスの長岡京ステークス（京都芝1400m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて11着に敗れた。

12月13日、中8週で迎えた16戦目は、3歳以上3勝クラスの飛騨ステークス（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

5歳（2021年）

2月13日、中8週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの雲雀ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

8月14日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた18戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの稲妻ステークス（新潟芝1000m 雨/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。10着に敗れた。

9月12日、中3週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた19戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの浜松ステークス（中京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。

12月4日、約3か月の間隔を開けて迎えた20戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの飛騨ステークス（中京芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って18着に終わった。

6歳（2022年）

1月28日、中7週で迎えた21戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、睦月特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚を失くしてしまい8着に敗れた。

2月10日、中1週で迎えた22戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、如月特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

3月17日、中4週で迎えた23戦目は、加藤聡一騎手を鞍上に迎えて、弥生特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に終わった。

3月31日、中1週で迎えた24戦目は、ローダンセマムオープン（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤聡一騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後はジョイフルと並んで2着同着となった。

4月14日、中1週で迎えた25戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、マグノリアオープン（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

5月12日、中3週で迎えた26戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、東海クラウン（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

6月14日、中4週で迎えた27戦目は、米倉知騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬で能登牛など肉製品を当てよう!賞（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のポロスに2馬身半の差をつけて下馬評通りの実力を証明した。

7月3日、中2週で迎えた28戦目は、一般B1三（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るノボノンノンをクビ差だけ差し切って圧倒的支持に応えた。

7月19日、中1週で迎えた29戦目は、千里浜海岸特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で米倉知騎手（2戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のアーニングフェイムを半馬身振り切って下馬評通りの実力を証明した。

8月14日、中3週で迎えた30戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、OROターフ特別（盛岡ダート1600m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

9月6日、中2週で迎えた31戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般B1二（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

9月20日、中1週で迎えた32戦目は、一般B1（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

11月3日、中5週で迎えた33戦目は、フロリースカップメモリアル（盛岡ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた34戦目は、一般B2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

12月11日、中3週で迎えた35戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート850m 曇/重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

12月26日、中1週で迎えた36戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2（水沢ダート850m 晴/不良）に出走。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

7歳（2023年）

3月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から17kg減らして迎えた37戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般B1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

3月19日、連闘で迎えた38戦目は、一般B1（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた39戦目は、オレンジプリンセス賞（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

4月18日、中1週で迎えた40戦目は、ハイペリカム賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は村上忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた41戦目は、一般B1（盛岡ダート1200m 小雨/重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

5月14日、中1週で迎えた42戦目は、一般B1（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は村上忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

5月29日、中1週で迎えた43戦目は、ラビットイヤー賞（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るツーエムプライドを自慢の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月30日、約5か月の休養明けで迎えた44戦目は、一般B2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は菅原辰徳騎手（4戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

11月27日、中3週で迎えた45戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原辰徳騎手（5戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。