ミッキーソング（2008年生、母グラフティバンダム）

ミッキーソング（2008年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のソングオブウインド（当時5歳）と交配したグラフティバンダムが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は伊藤牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方11戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2011年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、伊藤牧場から「八戸市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

福島信晴厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2010年）

8月15日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

9月5日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた2戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた3戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

10月17日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた5戦目は、古川吉洋騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。13頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

12月25日、中6週で迎えた6戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

3歳（2011年）

4月18日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず4着に敗れた。

5月3日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

5月27日、中2週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではスパッとキレる脚を見せたが、伸びてきたマルヨオーショウ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中2週で迎えた10戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

7月1日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、エーシンサンファンに交わされて1馬身半差の2着となった。

7月8日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヘイハチダーリンに5馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月18日、中0週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で尾島徹騎手（3戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のグレイトエンペラーに2馬身半の差をつけて断然人気に応えた。

12月12日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた14戦目は、一般C29（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で尾島徹騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。

12月27日、中1週で迎えた15戦目は、一般C35（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で尾島徹騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

4歳（2012年）

1月23日、中3週で迎えた16戦目は、一般C36（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で尾島徹騎手（6戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。