ジャンピングハイ（1986年生、母ウインド）

ジャンピングハイ（1986年4月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のワイルドウインター（当時15歳）と交配したウインドが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は佐藤孝之。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方34戦10勝2着6回。主な勝ち鞍は1991年の天山賞(A1 A2)。

経歴

デビュー前

鈴木亮平厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（1988年）

4月19日、デビュー戦は伊藤隆志騎手を鞍上に据えて、3歳（帯広ダート900m 雨/稍重）に出走。馬体重は401kg。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のサムコートに約15馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

9月22日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、3歳（岩見沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤隆志騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた3戦目は、柳沢好美騎手を鞍上に迎えて、3歳（岩見沢ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のストレーズクイーンに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

10月13日、中0週で迎えた4戦目は、2歳戦のフェニックス特別（岩見沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアンブレーブから3馬身差の2着となった。

10月25日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のジュニアカップ（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。12着に敗れた。

11月3日、連闘で迎えた6戦目は、2歳戦の美園特別（岩見沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

3歳（1989年）

4月18日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳戦の春風特別（帯広ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は伊藤隆志騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月1日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のカルビー特別（帯広ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は柳沢好美騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、2着のクラカゲオーに2馬身の差をつけて3勝目を手にした。

5月25日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の北斗盃（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（5戦2勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月13日、中2週で迎えた10戦目は、4歳（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月13日、中3週で迎えた11戦目は、3歳戦の王冠賞（岩見沢ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月27日、中1週で迎えた12戦目は、4歳（岩見沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柳沢好美騎手（8戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったウコギゴールドから半馬身差の2着に敗北した。

8月8日、中1週で迎えた13戦目は、幌内特別（岩見沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柳沢好美騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオークランドラブに6馬身の差をつけて優勝

8月24日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦のせみしぐれ特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柳沢好美騎手（10戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のベストンダンデイに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

9月14日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の北海優駿（札幌(地)ダート2400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた16戦目は、カルビー特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は柳沢好美騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーンエイカンに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

10月10日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のオパール特別（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柳沢好美騎手（12戦5勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中1週で迎えた18戦目は、国後特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柳沢好美騎手（13戦5勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月2日、連闘で迎えた19戦目は、丹頂特別（帯広ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柳沢好美騎手（14戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた20戦目は、広尾特別（帯広ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柳沢好美騎手（15戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストスキーから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（1990年）

4月25日、約5か月半の休養明けで迎えた21戦目は、狩勝特別（帯広ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で柳沢好美騎手（16戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた22戦目は、一般A（帯広ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で柳沢好美騎手（17戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月22日、中1週で迎えた23戦目は、原孝明騎手を鞍上に迎えて、摩周賞（帯広ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

7月29日、中9週で迎えた24戦目は、三小田幸人騎手を鞍上に迎えて、5歳以上A2 B1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったモガミソーダから3/4馬身差の2着に敗北した。

8月19日、中2週で迎えた25戦目は、天山賞（佐賀ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三小田幸人騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったカムイフアーストからアタマ差の2着に惜敗した。

9月9日、中2週で迎えた26戦目は、古川哲也騎手を鞍上に迎えて、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアラナスヒットに半馬身の差をつけて7勝目を掴み取った。

9月23日、中1週で迎えた27戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた28戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月11日、中3週で迎えた29戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5歳（1991年）

5月5日、約6か月の休養明けで迎えた30戦目は、長田進仁騎手を鞍上に迎えて、5歳以上A2（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のフエートシーザーに1馬身半の差をつけて久々の実戦を物にした。

5月19日、中1週で迎えた31戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 雨/不良）に出走。鞍上は古川哲也騎手（4戦1勝）。6頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月16日、中3週で迎えた32戦目は、天山賞（佐賀ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で古川哲也騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったリキマナードから3馬身差の2着となった。

7月21日、中4週で迎えた33戦目は、天山賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で古川哲也騎手（6戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のダナウに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月11日、中2週で迎えた34戦目は、天山賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で古川哲也騎手（7戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサクラホープに半馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

10月20日、中9週で馬体重を前走から20kg減らして迎えた35戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の晩秋特別（東京ダート1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入った。

11月9日、中2週で迎えた36戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の昇仙峡特別（東京ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい5着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた37戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた38戦目は、牧田和弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい8着に敗れた。

6歳（1992年）

1月5日、中3週で迎えた39戦目は、岡潤一郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい13着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた40戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、3着を確保した。

2月8日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた41戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したカネヨシジャガーにアタマ差届かず2着となった。

2月23日、中1週で迎えた42戦目は、5歳以上900万下のテレビ埼玉杯（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。