カネヨシジャガー（1987年生、母サクラサンドア）

カネヨシジャガー（1987年6月6日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のイエローゴツド（当時20歳）と交配したサクラサンドアが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は恵比寿興業（株）那須野牧場。戦績は、中央平地13戦2勝2着1回、地方39戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は1992年の5歳以上900万下。

経歴

デビュー前

岩本洋厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（1990年）

1月26日、デビュー戦は佐藤喜良騎手を鞍上に据えて、4歳（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

2月11日、中1週で迎えた2戦目は、4歳（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤喜良騎手（1戦0勝）。11頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤喜良騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた4戦目は、本間茂騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオリエントグラスに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月17日、中3週で迎えた5戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤喜良騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月8日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤喜良騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月29日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は本間茂騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のロイヤルマーチに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

6月15日、中1週で迎えた8戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で本間茂騎手（2戦2勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた9戦目は、松島久義騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。5頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた10戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のトムキッドをクビ差制して勝利を手中に収めた。

8月8日、中2週で迎えた11戦目は、藤本美芽騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のパシフィック特別 2組イ（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月30日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦のカンナ特別 2組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月17日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は佐藤喜良騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1六（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤喜良騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月11日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1四（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤喜良騎手（7戦0勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C1三四（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤喜良騎手（8戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンイチボーから1馬身半差の2着となった。

11月4日、中1週で迎えた17戦目は、紅葉特別（大井ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤喜良騎手（9戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。13着に終わった。

11月22日、中2週で迎えた18戦目は、野分特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤喜良騎手（10戦0勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた19戦目は、ファイナルチャレンジ特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤喜良騎手（11戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた20戦目は、行く年特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4歳（1991年）

1月8日、連闘で迎えた21戦目は、小林真治騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のコトブキチヤーリーをクビ差制して4勝目を挙げた。

1月23日、中1週で迎えた22戦目は、霞が関特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小林真治騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月10日、中2週で迎えた23戦目は、早春特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は佐藤喜良騎手（12戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月1日、中2週で迎えた24戦目は、一般B3四（川崎ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤喜良騎手（13戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた25戦目は、一般B3三（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤喜良騎手（14戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタケノハクセツから半馬身差の2着に敗北した。

4月4日、中2週で迎えた26戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤喜良騎手（15戦0勝）。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったクラノカツブネから1馬身半差の2着となった。

4月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた27戦目は、横浜ベイブリツジ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は森下博騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったハクバブリッジから1馬身差の2着に敗北した。

5月7日、中2週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた28戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、立夏特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアーデルハイトをハナ差制して5勝目を手中に収めた。

7月13日、中9週で迎えた29戦目は、篠原茂騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の咲花特別（新潟ダート1700m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

8月17日、中4週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で篠原茂騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で篠原茂騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

9月21日、中2週で迎えた32戦目は、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り小雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で篠原茂騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のツキノシーザーに2馬身の差をつけて6勝目を収める

10月19日、中3週で迎えた33戦目は、今井規和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の五色沼特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後はバタバタになってしまい14着に終わった。

11月3日、中1週で迎えた34戦目は、土谷智紀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。

11月17日、中1週で迎えた35戦目は、沢昭典騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。端を取り切り、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた36戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢昭典騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミスマルコチャンにクビ差交わされて2着となった。

5歳（1992年）

1月18日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた37戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢昭典騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

2月8日、中2週で迎えた38戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢昭典騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のジャンピングハイをアタマ差振り切って7勝目を収める

3月22日、中5週で迎えた39戦目は、千葉ステークス（中山芝1200m 外回り晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で沢昭典騎手（4戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、凄まじいハイペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、3着を確保した。

4月19日、中3週で迎えた40戦目は、ハンデ戦の卯月ステークス（中山芝1200m 外回り雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で沢昭典騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい10着に敗れた。

12月5日、約7か月半の休養明けで迎えた41戦目は、仲冬ステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沢昭典騎手（6戦1勝）。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。

6歳（1993年）

7月19日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた42戦目は、冨士木秀四郎騎手を鞍上に迎えて、文月特別（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月24日、中4週で迎えた43戦目は、宮﨑謙一騎手を鞍上に迎えて、一般A1（上山ダート1800m 晴/良）に出走。6頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた44戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、一般A3（上山ダート1700m 晴/良）に出走。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテイーボイスから1馬身差の2着となった。

9月19日、中1週で迎えた45戦目は、一般A2（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月4日、中1週で迎えた46戦目は、神無月特別（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鈴木義久騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

11月15日、中5週で迎えた47戦目は、佐々木竹見騎手を鞍上に迎えて、タンチョウ特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月6日、中2週で迎えた48戦目は、大師特別（川崎ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木竹見騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月28日、中2週で迎えた49戦目は、歳末特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木竹見騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

7歳（1994年）

1月21日、中2週で迎えた50戦目は、迎春賞（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は小林真治騎手（2戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

2月4日、中1週で迎えた51戦目は、アメジスト賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。13着に終わった。

3月15日、中5週で迎えた52戦目は、野口睦三騎手を鞍上に迎えて、春風特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。