ライトリメーク（1991年生、母ハマノサチ）

ライトリメーク（1991年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のエルソプラノ（当時11歳）と交配したハマノサチが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）チトセ牧場。戦績は、中央平地24戦2勝2着1回、地方17戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年のアラブ特別(アラ系4歳以上400万下)。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

7月17日、デビュー戦は本間忍騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/重）に出走。馬体重は498kg。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

11月7日、約4か月の休養明けで迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で本間忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく4着に終わった。

12月4日、中1週で迎えた4戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に敗れた。

3歳（1994年）

1月9日、中2週で迎えた6戦目は、アラ系4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は本間忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

1月30日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（4戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月6日、連闘で迎えた8戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で本間忍騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた9戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

2月26日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂本勝美騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のアインフットに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月6日、連闘で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1700m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は本間忍騎手（6戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

3月20日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（7戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/不良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は坂本勝美騎手（2戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

4月9日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1800m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は柴田善臣騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系4歳以上400万下（新潟芝1400m 外回り小雨/稍重）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は本間忍騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったシルキーローザに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月7日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳以上400万下のアラブ特別（新潟ダート1700m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。鞍上は2戦連続で本間忍騎手（9戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、超スローペースで馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のミヤギノフミに2馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

7月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた17戦目は、岩部純二騎手を鞍上に迎えて、重賞のタマツバキ記念（札幌芝2000m 晴/良）に55kgの斤量を背負って出走。重賞競走への出走は初となった。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

8月6日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩部純二騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後はガス欠状態になり8着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系4歳以上オープン（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩部純二騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた20戦目は、横山賀一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（函館ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず10着に終わった。

9月18日、中1週で迎えた21戦目は、重賞のセイユウ記念（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は岩部純二騎手（3戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

10月8日、中2週で迎えた22戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの常葉ステークス（福島芝2000m 曇/良）に48kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

10月22日、中1週で迎えた23戦目は、保原ステークス（福島ダート1700m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は減速してしまい8着に終わった。

11月12日、中2週で迎えた24戦目は、ハンデ戦でオープンのアラブ王冠（福島芝1800m 曇/良）に48kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で後藤浩輝騎手（2戦0勝）。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

12月12日、中3週で迎えた25戦目は、菊池武騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトウホクテンザンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月24日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊池武騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったイイオカプリンスから1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1995年）

1月7日、中1週で迎えた27戦目は、アラ系一般（水沢ダート1600m 雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菊池武騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月15日、約3か月半の休み明けで迎えた28戦目は、アラ系一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊池武騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた29戦目は、アラ系一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菊池武騎手（4戦1勝）。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月15日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菊池武騎手（5戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊池武騎手（6戦1勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月27日、約6か月の休み明けで迎えた32戦目は、アラ系一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で菊池武騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月10日、中1週で迎えた33戦目は、アラ系一般（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で菊池武騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1996年）

1月4日、中3週で迎えた34戦目は、アラ系一般（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で菊池武騎手（9戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

4月8日、約3か月の休養明けで迎えた35戦目は、アラ系一般A（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で菊池武騎手（10戦1勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた36戦目は、アラ系一般A（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で菊池武騎手（11戦1勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系一般B（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で菊池武騎手（12戦1勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた38戦目は、アラ系一般B（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で菊池武騎手（13戦1勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月16日、中1週で迎えた39戦目は、アラ系一般B（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は15戦連続で菊池武騎手（14戦1勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスターサイキンから半馬身差の2着となった。

6月30日、中1週で迎えた40戦目は、アラ系一般B（盛岡ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は16戦連続で菊池武騎手（15戦1勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月12日、中5週で迎えた41戦目は、アラ系一般B（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で菊池武騎手（16戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。12着に敗れた。