スペードノエース（1984年生、母アルヴエイラ）

経歴

デビュー前

3歳（1987年）

3月7日、デビュー戦は津曲浩二騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るインターアリアケを鬼脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月28日、中2週で迎えた2戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（中山ダート1800m 曇/良）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4月26日、中3週で迎えた3戦目は、4歳400万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は津曲浩二騎手（1戦1勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり7着に終わった。

5月16日、中2週で迎えた4戦目は、4歳400万下（東京ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で津曲浩二騎手（2戦1勝）。15頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

6月7日、中2週で迎えた5戦目は、武藤善則騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（東京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

7月11日、中4週で迎えた6戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

4歳（1988年）

2月6日、約7か月の休み明けで迎えた7戦目は、国兼正浩騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には届かず6着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国兼正浩騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

3月12日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上400万下（中京ダート2200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で国兼正浩騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

3月19日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で国兼正浩騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

4月24日、中4週で迎えた11戦目は、5歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は津曲浩二騎手（3戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上400万下（新潟芝2000m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津曲浩二騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

5月15日、連闘で迎えた13戦目は、5歳以上400万下（新潟芝2200m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で津曲浩二騎手（5戦1勝）。13頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では超凡な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月19日、中4週で迎えた14戦目は、田村正光騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（福島芝2400m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

7月10日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上400万下（福島芝2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田村正光騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で急追したが、抜け出したオンワードレシーブを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

8月7日、中3週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田村正光騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセントアーサーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

8月27日、中2週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた17戦目は、4歳以上400万下（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田村正光騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

9月11日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上400万下の瓢湖特別（新潟芝2200m 外回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で田村正光騎手（4戦0勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

10月1日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた19戦目は、4歳以上400万下の松川浦特別（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は国兼正浩騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5歳（1989年）

4月9日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに18kg減らして迎えた20戦目は、町田俊夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上400万下（中山ダート1800m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では末脚がパッとせず15着に終わった。