インターアリアケ（1984年生、母インタースプリング）

インターアリアケ（1984年3月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のインターグシケン（当時9歳）と交配したインタースプリングが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は山田喜一郎。戦績は、中央平地19戦2勝2着4回、中央障害11戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の雄国沼特別(400万下)。

経歴

デビュー前

尾形盛次厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

3月7日、デビュー戦は臼井武騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は510kg。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、スペードノエースに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3月21日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で臼井武騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

5月31日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で臼井武騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のヒロオリードに3馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

6月20日、中2週で迎えた4戦目は、4歳400万下（福島芝1700m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で臼井武騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた5戦目は、4歳400万下（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で臼井武騎手（4戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

7月12日、連闘で迎えた6戦目は、鈴木寿騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（福島芝1800m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい10着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は臼井武騎手（5戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、抜け出したウイリアムテルを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

8月16日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上400万下（新潟芝1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で臼井武騎手（6戦1勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

8月29日、中1週で迎えた9戦目は、増沢末夫騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコースタルシーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月19日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上400万下の袖ケ浦特別（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。先手を奪い、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、セッテディバに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月3日、中1週で迎えた11戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下の雄国沼特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のホワイトシローをクビ差振り切って2勝目を挙げた。

10月31日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は臼井武騎手（7戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

11月22日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で臼井武騎手（8戦1勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず4着に終わった。

12月19日、中3週で迎えた14戦目は、4歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で臼井武騎手（9戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

4歳（1988年）

1月9日、中2週で迎えた15戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で臼井武騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた16戦目は、蛯沢誠治騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の水戸特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、3着に入った。

2月14日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯沢誠治騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

3月20日、中4週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた18戦目は、5歳以上900万下（東京ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は臼井武騎手（11戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。最後は勢いを失って11着に敗れた。

4月17日、中3週で迎えた19戦目は、5歳以上1400万下の春風賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は増沢末夫騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

5月28日、中5週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 小雨）に出走。鞍上は臼井武騎手（12戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で臼井武騎手（13戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた22戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で臼井武騎手（14戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のヒシシンジオーをクビ差制して断トツ人気に応えた。

7月9日、連闘で迎えた23戦目は、障害4歳以上400万下（福島障害芝2800m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で臼井武騎手（15戦2勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。

6歳（1990年）

1月7日、約18か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で臼井武騎手（16戦2勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた25戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で臼井武騎手（17戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月18日、中2週で迎えた26戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で臼井武騎手（18戦2勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた27戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で臼井武騎手（19戦2勝）。7頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月25日、中2週で迎えた28戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で臼井武騎手（20戦2勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた29戦目は、大江原隆騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた30戦目は、五十嵐久騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に56kgの軽斤量で出走。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。9着に終わった。