カルストンシックル（2002年生、母マイフレンドモリー）

カルストンシックル（2002年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋鎌」。毛色は芦毛。種牡馬のハウスバスター（当時15歳）と交配したマイフレンドモリーが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）向別福田ファーム。戦績は、中央平地11戦0勝、地方24戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は2005年の3歳以上C6四。

経歴

デビュー前

服部利之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

8月29日、デビュー戦は川田将雅騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1000m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は456kg。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

10月31日、中8週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川田将雅騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

11月20日、中2週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた4戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

3歳（2005年）

3月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で生野賢一騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で生野賢一騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

4月24日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で生野賢一騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

6月18日、中7週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で生野賢一騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で生野賢一騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを14番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

8月28日、中7週で迎えた11戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

10月12日、中5週で迎えた12戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上D2三（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上D1三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のアスファロスをアタマ差振り切って待望の初白星を挙げた。

11月10日、中1週で迎えた14戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C6四（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のパートタイムラバーに1馬身3/4の差をつけて先頭ゴールを果たした。

11月22日、中1週で迎えた15戦目は、がんばれ園田・姫路・JTC特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C4一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

7歳（2009年）

3月15日、約40か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般E3（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

3月22日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた18戦目は、西山裕貴騎手を鞍上に迎えて、一般Eイ（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に敗れた。

3月28日、連闘で迎えた19戦目は、一般E6（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で西山裕貴騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

4月5日、連闘で迎えた20戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西山裕貴騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ヒロノヒメに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月11日、連闘で迎えた21戦目は、一般Eヘ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で西山裕貴騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に沈んだ。

4月26日、中1週で迎えた22戦目は、一般E10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で西山裕貴騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず4着に終わった。

5月3日、連闘で迎えた23戦目は、一般Eヘ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で西山裕貴騎手（5戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、リリオブザウォータに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

5月10日、連闘で迎えた24戦目は、一般E5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西山裕貴騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したジョインアゲンを捕まえ切れず、6馬身差の2着に敗北した。

5月16日、連闘で迎えた25戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般Eホ（高知ダート1300m 曇/良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のユーリカランチに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

5月24日、連闘で迎えた26戦目は、一般E8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は西山裕貴騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月30日、連闘で迎えた27戦目は、飯田岩堀両氏来高特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西山裕貴騎手（8戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したプリンセスパピイを捕まえ切れず、4馬身差の2着に敗北した。

6月7日、連闘で迎えた28戦目は、一般E4（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で西山裕貴騎手（9戦0勝）。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚が止まってしまい5着に終わった。

6月13日、連闘で迎えた29戦目は、一般Eホ（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で西山裕貴騎手（10戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したナイキアンジェラを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

6月27日、中1週で迎えた30戦目は、一般E8（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で西山裕貴騎手（11戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見せ場なく3着に敗れた。

7月12日、中1週で迎えた31戦目は、一般E5（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で西山裕貴騎手（12戦0勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

7月19日、連闘で迎えた32戦目は、一般Eロ（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で西山裕貴騎手（13戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた33戦目は、売店の平田さん特別（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で西山裕貴騎手（14戦0勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモティフに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

8月8日、中1週で迎えた34戦目は、一般E3（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西山裕貴騎手（15戦1勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚に勢いがなく3着に敗れた。

8月21日、中1週で迎えた35戦目は、一般E5（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で西山裕貴騎手（16戦1勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。